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令和3年9月定例会(第4日) 本文
令和3年9月定例会(第4日) 名簿

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  1. 新城市議会 2021-09-04
    令和3年9月定例会(第4日) 本文


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    新城市議会会議録 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2021-09-08: 令和3年9月定例会(第4日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 328 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯鈴木達雄議長 選択 2 :  ◯滝川健司議員 選択 3 :  ◯鈴木達雄議長 選択 4 :  ◯穂積亮次市長 選択 5 :  ◯鈴木達雄議長 選択 6 :  ◯滝川健司議員 選択 7 :  ◯鈴木達雄議長 選択 8 :  ◯穂積亮次市長 選択 9 :  ◯鈴木達雄議長 選択 10 :  ◯滝川健司議員 選択 11 :  ◯鈴木達雄議長 選択 12 :  ◯穂積亮次市長 選択 13 :  ◯鈴木達雄議長 選択 14 :  ◯滝川健司議員 選択 15 :  ◯鈴木達雄議長 選択 16 :  ◯穂積亮次市長 選択 17 :  ◯鈴木達雄議長 選択 18 :  ◯滝川健司議員 選択 19 :  ◯鈴木達雄議長 選択 20 :  ◯建部圭一総務部長 選択 21 :  ◯鈴木達雄議長 選択 22 :  ◯滝川健司議員 選択 23 :  ◯滝川健司議員 選択 24 :  ◯鈴木達雄議長 選択 25 :  ◯穂積亮次市長 選択 26 :  ◯鈴木達雄議長 選択 27 :  ◯滝川健司議員 選択 28 :  ◯鈴木達雄議長 選択 29 :  ◯建部圭一総務部長 選択 30 :  ◯鈴木達雄議長 選択 31 :  ◯滝川健司議員 選択 32 :  ◯鈴木達雄議長 選択 33 :  ◯建部圭一総務部長 選択 34 :  ◯鈴木達雄議長 選択 35 :  ◯滝川健司議員 選択 36 :  ◯鈴木達雄議長 選択 37 :  ◯建部圭一総務部長 選択 38 :  ◯鈴木達雄議長 選択 39 :  ◯滝川健司議員 選択 40 :  ◯鈴木達雄議長 選択 41 :  ◯鈴木達雄議長 選択 42 :  ◯村田康助議員 選択 43 :  ◯鈴木達雄議長 選択 44 :  ◯建部圭一総務部長 選択 45 :  ◯鈴木達雄議長 選択 46 :  ◯村田康助議員 選択 47 :  ◯村田康助議員 選択 48 :  ◯鈴木達雄議長 選択 49 :  ◯建部圭一総務部長 選択 50 :  ◯鈴木達雄議長 選択 51 :  ◯村田康助議員 選択 52 :  ◯村田康助議員 選択 53 :  ◯鈴木達雄議長 選択 54 :  ◯建部圭一総務部長 選択 55 :  ◯鈴木達雄議長 選択 56 :  ◯村田康助議員 選択 57 :  ◯鈴木達雄議長 選択 58 :  ◯建部圭一総務部長 選択 59 :  ◯鈴木達雄議長 選択 60 :  ◯村田康助議員 選択 61 :  ◯鈴木達雄議長 選択 62 :  ◯建部圭一総務部長 選択 63 :  ◯鈴木達雄議長 選択 64 :  ◯村田康助議員 選択 65 :  ◯鈴木達雄議長 選択 66 :  ◯天野充泰建設部長 選択 67 :  ◯鈴木達雄議長 選択 68 :  ◯村田康助議員 選択 69 :  ◯村田康助議員 選択 70 :  ◯鈴木達雄議長 選択 71 :  ◯田中秀典上下水道部長 選択 72 :  ◯鈴木達雄議長 選択 73 :  ◯村田康助議員 選択 74 :  ◯鈴木達雄議長 選択 75 :  ◯金田明浩産業振興部長 選択 76 :  ◯鈴木達雄議長 選択 77 :  ◯村田康助議員 選択 78 :  ◯鈴木達雄議長 選択 79 :  ◯鈴木達雄議長 選択 80 :  ◯山口洋一議員 選択 81 :  ◯鈴木達雄議長 選択 82 :  ◯建部圭一総務部長 選択 83 :  ◯鈴木達雄議長 選択 84 :  ◯山口洋一議員 選択 85 :  ◯鈴木達雄議長 選択 86 :  ◯建部圭一総務部長 選択 87 :  ◯鈴木達雄議長 選択 88 :  ◯山口洋一議員 選択 89 :  ◯鈴木達雄議長 選択 90 :  ◯建部圭一総務部長 選択 91 :  ◯鈴木達雄議長 選択 92 :  ◯山口洋一議員 選択 93 :  ◯鈴木達雄議長 選択 94 :  ◯丸山隆弘議員 選択 95 :  ◯鈴木達雄議長 選択 96 :  ◯建部圭一総務部長 選択 97 :  ◯鈴木達雄議長 選択 98 :  ◯丸山隆弘議員 選択 99 :  ◯鈴木達雄議長 選択 100 :  ◯建部圭一総務部長 選択 101 :  ◯鈴木達雄議長 選択 102 :  ◯丸山隆弘議員 選択 103 :  ◯鈴木達雄議長 選択 104 :  ◯建部圭一総務部長 選択 105 :  ◯鈴木達雄議長 選択 106 :  ◯丸山隆弘議員 選択 107 :  ◯鈴木達雄議長 選択 108 :  ◯建部圭一総務部長 選択 109 :  ◯丸山隆弘議員 選択 110 :  ◯鈴木達雄議長 選択 111 :  ◯建部圭一総務部長 選択 112 :  ◯鈴木達雄議長 選択 113 :  ◯浅尾洋平議員 選択 114 :  ◯鈴木達雄議長 選択 115 :  ◯西村仁志企画部長 選択 116 :  ◯鈴木達雄議長 選択 117 :  ◯浅尾洋平議員 選択 118 :  ◯鈴木達雄議長 選択 119 :  ◯西村仁志企画部長 選択 120 :  ◯鈴木達雄議長 選択 121 :  ◯浅尾洋平議員 選択 122 :  ◯鈴木達雄議長 選択 123 :  ◯西村仁志企画部長 選択 124 :  ◯鈴木達雄議長 選択 125 :  ◯浅尾洋平議員 選択 126 :  ◯鈴木達雄議長 選択 127 :  ◯西村仁志企画部長 選択 128 :  ◯鈴木達雄議長 選択 129 :  ◯浅尾洋平議員 選択 130 :  ◯鈴木達雄議長 選択 131 :  ◯西村仁志企画部長 選択 132 :  ◯鈴木達雄議長 選択 133 :  ◯浅尾洋平議員 選択 134 :  ◯鈴木達雄議長 選択 135 :  ◯西村仁志企画部長 選択 136 :  ◯鈴木達雄議長 選択 137 :  ◯浅尾洋平議員 選択 138 :  ◯鈴木達雄議長 選択 139 :  ◯西村仁志企画部長 選択 140 :  ◯鈴木達雄議長 選択 141 :  ◯浅尾洋平議員 選択 142 :  ◯鈴木達雄議長 選択 143 :  ◯西村仁志企画部長 選択 144 :  ◯鈴木達雄議長 選択 145 :  ◯澤田恵子議員 選択 146 :  ◯鈴木達雄議長 選択 147 :  ◯西村仁志企画部長 選択 148 :  ◯鈴木達雄議長 選択 149 :  ◯澤田恵子議員 選択 150 :  ◯鈴木達雄議長 選択 151 :  ◯西村仁志企画部長 選択 152 :  ◯鈴木達雄議長 選択 153 :  ◯澤田恵子議員 選択 154 :  ◯鈴木達雄議長 選択 155 :  ◯西村仁志企画部長 選択 156 :  ◯鈴木達雄議長 選択 157 :  ◯澤田恵子議員 選択 158 :  ◯鈴木達雄議長 選択 159 :  ◯西村仁志企画部長 選択 160 :  ◯鈴木達雄議長 選択 161 :  ◯澤田恵子議員 選択 162 :  ◯鈴木達雄議長 選択 163 :  ◯西村仁志企画部長 選択 164 :  ◯鈴木達雄議長 選択 165 :  ◯澤田恵子議員 選択 166 :  ◯鈴木達雄議長 選択 167 :  ◯西村仁志企画部長 選択 168 :  ◯鈴木達雄議長 選択 169 :  ◯澤田恵子議員 選択 170 :  ◯鈴木達雄議長 選択 171 :  ◯鈴木達雄議長 選択 172 :  ◯丸山隆弘議員 選択 173 :  ◯鈴木達雄議長 選択 174 :  ◯西村仁志企画部長 選択 175 :  ◯鈴木達雄議長 選択 176 :  ◯丸山隆弘議員 選択 177 :  ◯鈴木達雄議長 選択 178 :  ◯西村仁志企画部長 選択 179 :  ◯鈴木達雄議長 選択 180 :  ◯丸山隆弘議員 選択 181 :  ◯鈴木達雄議長 選択 182 :  ◯西村仁志企画部長 選択 183 :  ◯鈴木達雄議長 選択 184 :  ◯小野田直美議員 選択 185 :  ◯鈴木達雄議長 選択 186 :  ◯滝川昭彦健康福祉部長 選択 187 :  ◯鈴木達雄議長 選択 188 :  ◯小野田直美議員 選択 189 :  ◯鈴木達雄議長 選択 190 :  ◯滝川昭彦健康福祉部長 選択 191 :  ◯鈴木達雄議長 選択 192 :  ◯小野田直美議員 選択 193 :  ◯鈴木達雄議長 選択 194 :  ◯滝川昭彦健康福祉部長 選択 195 :  ◯鈴木達雄議長 選択 196 :  ◯小野田直美議員 選択 197 :  ◯鈴木達雄議長 選択 198 :  ◯滝川昭彦健康福祉部長 選択 199 :  ◯鈴木達雄議長 選択 200 :  ◯小野田直美議員 選択 201 :  ◯鈴木達雄議長 選択 202 :  ◯滝川昭彦健康福祉部長 選択 203 :  ◯鈴木達雄議長 選択 204 :  ◯小野田直美議員 選択 205 :  ◯鈴木達雄議長 選択 206 :  ◯滝川昭彦健康福祉部長 選択 207 :  ◯鈴木達雄議長 選択 208 :  ◯滝川健司議員 選択 209 :  ◯鈴木達雄議長 選択 210 :  ◯滝川昭彦健康福祉部長 選択 211 :  ◯鈴木達雄議長 選択 212 :  ◯滝川健司議員 選択 213 :  ◯鈴木達雄議長 選択 214 :  ◯穂積亮次市長 選択 215 :  ◯鈴木達雄議長 選択 216 :  ◯滝川健司議員 選択 217 :  ◯鈴木達雄議長 選択 218 :  ◯穂積亮次市長 選択 219 :  ◯鈴木達雄議長 選択 220 :  ◯佐宗龍俊議員 選択 221 :  ◯鈴木達雄議長 選択 222 :  ◯天野充泰建設部長 選択 223 :  ◯鈴木達雄議長 選択 224 :  ◯佐宗龍俊議員 選択 225 :  ◯鈴木達雄議長 選択 226 :  ◯天野充泰建設部長 選択 227 :  ◯鈴木達雄議長 選択 228 :  ◯滝川健司議員 選択 229 :  ◯鈴木達雄議長 選択 230 :  ◯天野充泰建設部長 選択 231 :  ◯鈴木達雄議長 選択 232 :  ◯滝川健司議員 選択 233 :  ◯鈴木達雄議長 選択 234 :  ◯天野充泰建設部長 選択 235 :  ◯鈴木達雄議長 選択 236 :  ◯滝川健司議員 選択 237 :  ◯鈴木達雄議長 選択 238 :  ◯天野充泰建設部長 選択 239 :  ◯鈴木達雄議長 選択 240 :  ◯鈴木達雄議長 選択 241 :  ◯澤田恵子議員 選択 242 :  ◯鈴木達雄議長 選択 243 :  ◯鈴木隆司教育部長 選択 244 :  ◯鈴木達雄議長 選択 245 :  ◯澤田恵子議員 選択 246 :  ◯鈴木達雄議長 選択 247 :  ◯鈴木隆司教育部長 選択 248 :  ◯鈴木達雄議長 選択 249 :  ◯澤田恵子議員 選択 250 :  ◯鈴木達雄議長 選択 251 :  ◯鈴木隆司教育部長 選択 252 :  ◯鈴木達雄議長 選択 253 :  ◯澤田恵子議員 選択 254 :  ◯鈴木達雄議長 選択 255 :  ◯鈴木隆司教育部長 選択 256 :  ◯鈴木達雄議長 選択 257 :  ◯山田辰也議員 選択 258 :  ◯鈴木達雄議長 選択 259 :  ◯鈴木隆司教育部長 選択 260 :  ◯鈴木達雄議長 選択 261 :  ◯山田辰也議員 選択 262 :  ◯鈴木達雄議長 選択 263 :  ◯鈴木隆司教育部長 選択 264 :  ◯鈴木達雄議長 選択 265 :  ◯山田辰也議員 選択 266 :  ◯鈴木達雄議長 選択 267 :  ◯鈴木隆司教育部長 選択 268 :  ◯鈴木達雄議長 選択 269 :  ◯山田辰也議員 選択 270 :  ◯鈴木達雄議長 選択 271 :  ◯鈴木隆司教育部長 選択 272 :  ◯鈴木達雄議長 選択 273 :  ◯山田辰也議員 選択 274 :  ◯鈴木達雄議長 選択 275 :  ◯鈴木隆司教育部長 選択 276 :  ◯鈴木達雄議長 選択 277 :  ◯鈴木達雄議長 選択 278 :  ◯滝川健司議員 選択 279 :  ◯鈴木達雄議長 選択 280 :  ◯天野充泰建設部長 選択 281 :  ◯鈴木達雄議長 選択 282 :  ◯滝川健司議員 選択 283 :  ◯鈴木達雄議長 選択 284 :  ◯天野充泰建設部長 選択 285 :  ◯鈴木達雄議長 選択 286 :  ◯滝川健司議員 選択 287 :  ◯鈴木達雄議長 選択 288 :  ◯天野充泰建設部長 選択 289 :  ◯鈴木達雄議長 選択 290 :  ◯滝川健司議員 選択 291 :  ◯鈴木達雄議長 選択 292 :  ◯天野充泰建設部長 選択 293 :  ◯鈴木達雄議長 選択 294 :  ◯滝川健司議員 選択 295 :  ◯鈴木達雄議長 選択 296 :  ◯天野充泰建設部長 選択 297 :  ◯鈴木達雄議長 選択 298 :  ◯滝川健司議員 選択 299 :  ◯鈴木達雄議長 選択 300 :  ◯鈴木達雄議長 選択 301 :  ◯穂積亮次市長 選択 302 :  ◯鈴木達雄議長 選択 303 :  ◯鈴木達雄議長 選択 304 :  ◯鈴木達雄議長 選択 305 :  ◯鈴木達雄議長 選択 306 :  ◯穂積亮次市長 選択 307 :  ◯鈴木達雄議長 選択 308 :  ◯鈴木達雄議長 選択 309 :  ◯鈴木達雄議長 選択 310 :  ◯穂積亮次市長 選択 311 :  ◯鈴木達雄議長 選択 312 :  ◯丸山隆弘議員 選択 313 :  ◯鈴木達雄議長 選択 314 :  ◯西村仁志企画部長 選択 315 :  ◯鈴木達雄議長 選択 316 :  ◯丸山隆弘議員 選択 317 :  ◯鈴木達雄議長 選択 318 :  ◯西村仁志企画部長 選択 319 :  ◯鈴木達雄議長 選択 320 :  ◯丸山隆弘議員 選択 321 :  ◯鈴木達雄議長 選択 322 :  ◯西村仁志企画部長 選択 323 :  ◯鈴木達雄議長 選択 324 :  ◯丸山隆弘議員 選択 325 :  ◯鈴木達雄議長 選択 326 :  ◯西村仁志企画部長 選択 327 :  ◯鈴木達雄議長 選択 328 :  ◯鈴木達雄議長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:    開 議  午前10時00分 ◯鈴木達雄議長 これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、配付したとおりです。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第1 一般質問を行います。  昨日に引き続き、通告順に発言を許可します。  最初の質問者、滝川健司議員。 2: ◯滝川健司議員 それでは、通告に従いまして一般質問を行っていきたいと思います。  今回は、3件の通告をしてあります。1件目が市政運営の懸案事項と市長の決断について、2件目が内部統制と行政事務の不手際、ミスについて、3点目が高速乗合バス山の湊号についてです。  それでは、順次一般質問を行っていきたいと思います。  1番目の市政運営の懸案事項と市長の決断についてということです。  市政運営における第4期マニフェストの進捗の自己評価とやり残した懸案事項と退任前の決断という形でお願いしてありますが、本定例会にも多くの議員の方がマニフェストの進捗ですとか総括的なことを通告してありますが、とりあえずお伺いします。  違う観点から後ほど再質問したいと思います。それから、やり残した懸案事項ということについても、本定例会において幾つかの課題が示され、それについての方向性も示されておりますけども、それ以外のものについても確認していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  以上、1問目とします。 3: ◯鈴木達雄議長 穂積市長。 4: ◯穂積亮次市長 本件につきましては、昨日、一昨日来、多くの議員の皆様からお尋ねでございます。基本的なところは、変わりがないところでございますが、お尋ねいただいた項目に即して申し上げますと、まずマニフェストの進捗の自己評価につきましては、毎年一度11月から12月にかけて進捗状況の報告と自己評価をしておるところでございます。ことしはまだでございますけども、退任前には何らかの形で公表すべきものと考えておりますが、昨日、企画部長が申し上げたとおり多くの点でまだ手つかずのものもございますが、総体としてみれば6割から7割程度の達成はできたのではないかと自己認識をしているところでございますが、これらについては市民、並びに議会の皆様からの忌憚のない評価を待たなければならないことと思っております。  それから、やり残した事項ということではやり残すということをどう定義するかにもよりまして大変難しいことがございます。心残りのことといいますか、例えばコロナ対策はまだ完遂をしておりませんし、この議会でも何度か議論になっております多くの懸案事項がございます。これらは、次の任期の市長と並びに議会に委ねるしかないものでございますが、振り返って1点だけ申し上げますと、滝川議員の次の2点目の質問事項にも関連してきますが、決算意見書で監査委員から一般会計の中で4点の指摘事項をいただいております。これについては、今期の監査意見にとどまらず、ここ数年来継続している案件でございます。1件目が、事務手続の手順書の明確化について、2点目が補助金行政の適正化について、3点目が随意契約の在り方について、4点目が公有施設、公共施設の管理についてということでございます。  これら、内部事務につきましては、多くの点で問題を残し、私自身やり遂げることができなかった事項として決算意見書に書き込まれたものと認識をしています。  どこかの時点で、議会でお答えしたことがあるかも分かりませんが、ある長年市長をやられた方が退任に当たって、あなたの自己評価はどうかと聞かれ、全て決算書に書かれているとおりですとお答えをしたということが、私、大分前にそんなことを記憶しておりまして、私が退任を目前にした直前の決算意見書にどのような意見が書き込まれているか、これこそが行政運営における大きな課題として、積み残したという言い方は余り適当ではないと思います。これからの新城市にとって、大きな大きな課題が残ったままであること、これについては、各部署でもばらつきがございますし、全体で事務手続の手順書、内部統制に関わることについてはここ数年来口をすっぱくして指示をしてきたところではございますが、それらについてはきちっとした調整ができていないのもまた事実でございます。これらをしっかりと受け止めなければならないなと思います。  補助金につきましては、私が就任後、補助金適正化計画というのを出して、委員会を招集して恐らく当時の記憶がありませんが、数億円の補助金の削減をした経過がございますが、その後やはり新しい事業を自分なりに起こしてくるに従って、また新しい補助金も追加されてくるということで、なかなかこれは任期が代わる形で大なたをふるっていただくのがふさわしいのかもしれません。これについては、また次の期の中で検討いただかなければいけないなと。
     また、契約の案件に関すること、それから、公共施設の維持管理に関することは御承知のとおりのことだと思っております。  それから、もう1点だけ、この場でございますので私の率直な考え、感想を申し上げますと、実は1期目からマニフェストをつくってきたわけですが、1期目のマニフェストには書いてあって、2期目以降全く触れていないことが1件ございます。それは何かといいますと、第1期目のマニフェストに自治の改革という項目を掲げて、特別職の在り方とともに議会の在り方について踏み込んだ言及をさせていただいて、議会機能の強化、そのために調査課を新設するということをマニフェストに掲げました。この調査課の新設につきましては、定員管理の関係から1課特別に独立させることができず、議事調査課という形で落ち着いたわけでございますけれども、このことについては、実はある私の尊敬していた議員さん、もう亡くなられた方でございますが、私のマニフェストを後で見て、いみじくも言われました。市長の側から議会の調査課を提案して予算化して、人もつけたということについては、高く評価をしたいと。ただし、市長が議会の在り方について介入をするといいますかね、口出しをするいうことについて、いろいろな異論があるかもしれないと。これについては、十分検討してほしいという旨を言われまして、大変重く心に突き刺さりました。  議会のほうも恐らくそうだと思うんですが、私はもう16年やりながら議会との距離感というものが果たしてうまくつかめたかというといまだつかめていないのが実情でございます。二元代表制の在り方の中で、議会運営については市議会が市の予算の中で措置をされていますので、議会事務局、予算執行も市長側にあるわけですけれども、果たしてこれで正常といえるのだろうか、議会が独立した意思を持って自己決定の能力を付与されていないという中での市長と議会との間、また、議会の議論でも絶えず執行部提案に対して賛否を問うという形でしか議会としての意思表明がなかなかできにくいということがあるかと思うんです。  そこで、市長与党か野党かなんていうくだらない言い回しが出てきたり等々される、議会の個人の皆さんも悩み多きことではないかと思うんですけれども、これについては今後の地方行政、地方自治体運営の中で大きな、大きなテーマであろうと思います。二元代表制の在り方、地方議会の在り方と執行部とのパワーバランス、それぞれの距離間といいますかね。これについては、1期目で掲げてそれ自体を実現できたものの、その後全く私の側からは触れることなく過ぎたわけでございますが、ずっと私なりに課題として認識をしてきたものでございます。  総じていえば、1点目は行政の内部事務についてのしっかりしたルール、システムを確立できなかったこと、並びに議会との関係において二元代表制の在り方について踏み込んだ改革、提案を市長側から行うことができなかったこと、これは今後の課題として残されていると認識しております。  以上です。 5: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 6: ◯滝川健司議員 多岐にわたって御答弁いただきました。私もこれまでの16年間で市長と議論した内容が幾つかあったり、それが懐かしく思い出されたわけですけども。  それから、2件目の内部統制について言及されましたけど、それは後ほど改めて質問いたします。  今回は、今のような形での評価については御自身から語っていただきましたが、違う観点からマニフェストを確認していきたいと思うんですけども、それぞれの期はいいとして4期目について絞っていきたいと思います。4期目のマニフェストを4年前提案されたわけですけれども、今の時分だと思うんですけれども。そのときに、マニフェストを設定された、幾つかこの間のことも含めてたくさんある、60%から70%は達成できたということの自己評価だと思うんですけれども。  全て聞いても時間がありませんので、4つの主な機構、それをメインに確認したいと思うんですけども、4つの機構の新城版・賢人会議、創造会議、それと福祉円卓会議、それから新城エネルギー公社、新城公共商社、この4つを4期目のメインのマニフェストにされたわけですけれども、そのときの4期目で、当選する前提でやっていると思うんです、当選して4期目の4年間でどこまでやるつもりであったのか、それを今の現状の評価だとかなり私は未達成、低いと思っていますし、このまま中途半端で終わっていいのかというような思いもあるわけです。  ですから、4期目の主な4つの機構の策定されたときに、自分の任期を4年間とした場合、どこまでやるつもりであったのか、達成しなかったならじゃあどうするんだ、5期目出るのかとか、そんなことまで考えていたのかとか。  それから、ことしの3月定例会で次期市長選には立候補しないと表明されたわけですけれども、その決断に至るまでの過程とマニフェストの進捗とのバランス、その辺についてはどういうふうに考えられていたのかなというのが確認したいところですのでよろしくお願いします。 7: ◯鈴木達雄議長 穂積市長。 8: ◯穂積亮次市長 4期目のマニフェストを出すときには、当然自分の4期の中である程度の形にするということを前提にして出したものでございますが、特にエネルギー公社については全く手つかずというか保留のままに過ぎております。  私の4年前の市長選挙当時の思い出は、このエネルギー公社が真っ先に実現しなくてはいけない課題と思っておりました。特にエネルギーの地産地消、並びに経済循環にとって大きな肝であると思っておりましたし、事実当初2年目のときには早々に、令和3年ぐらいにも設立に向けて動き出すということで担当部局ともかなり詰めた調整をし、また中部電力関係、それからJAさん、それからコープさん等の協同組合の皆さんとも計らい、それから今、御存じかと思いますが、豊田の足助地区で足助病院を中心とした同じ地域電力の会社が始まっておりますが、その皆さんとも実はその関係者とも幅広く討議をしてまいりました。それから、全国的にはシュタットベルケといってドイツのエネルギー公社に似せた自治体間の取り組みがございまして、これは今後の地域自治にとってエネルギー戦略をしっかり持って自治体がエネルギー公社をコントロールしていくと。都市計画と並んで大きな計画、事業と思ってまいりましたし、市内でも屋根貸しのおひさまファンドのような形で市民ファンドの形も基盤がつくられてきましたので、何としてもやりたいな、やるべきだなと思っておりましたけれども、残念ながら卸電力市場の市況のところからどうしても採算が合わないということになって、保留のままになっております。  ネックは、市独自の再生エネルギーを持っていないということ、太陽光であれ、風力であれ、小水力であれ、地熱、あるいはバイオマスであれ、そのことが結局、現在でも卸電力市場の価格に結局左右されてしまうと。その支配権は大手が握っておりますので、それに対してある程度地域が自立したものを持つためには、市独自のエネルギー源というのを小なりといえども持っておくことが必要だということ、ではないかと今、私は思っています。これは、ぜひ今後幅広く御検討いただきたいなと思っているところでございます。  その他の3つのことについては、福祉円卓会議につきましては私が想定する以上の踏み込んだ議論を円卓会議の皆さんがしていただきまして、本議会に提出をしております条例の案件まで行きました。これについては、円卓会議の会議自身の中から条例を制定したいという発意が出てきたことから、これについては私は大変委員の皆さんの努力に頭が下がり、敬意を表しながらそれを無にしないように条例制定まで何とかこぎ着けたいと思ってやってまいりましたので、これについては関係皆さんの英知に深く頭を下げたいと思っております。  それから、公共商社並びに賢人会議、創造会議の関係、これは両方関係がございまして、高齢者並びにコミュニティ・ビジネス、高齢者の生きがいとともに地域循環、経済循環をつくっていく、いわゆる稼ぐ力と支え合う力という2つのテーマの結節になるものでありますが、これについては若干の紆余曲折がございました。コロナの問題ももちろんありましたけど、それは日程的な問題であって、本来の目指したところからすると、ジグザグをしたかなと。これは、担当職員も苦労の連続だったと思いますし、着地点というかどこに目標を置くのかということについても、十分な調整が走りながらやってきたという感がございますが、何とかある程度の、積み残しといわれればそのとおりかもしれませんが、次に引き継がれるべきバトンをお渡しするところまではできたのかなとは思っております。  以上です。 9: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 10: ◯滝川健司議員 4つの機構のマニフェストについてそれぞれ分析、評価していただきました。  エネルギー公社については、以前私も議論した覚えがあるんですけど、もう取り組みが10年遅いのではないかと、ひょっとしたらこれはもう1期目からやってやっと実現できた。その頃にはまだ自治体電力というものがなかった時代ですし、再生可能エネルギーというのが余り騒がれてなかった時代、その頃から取り組めば先進的な取り組みとしてかなりよかったんではないかと思うんですけど。  いずれにしましても、自治体がやるにしても、地域でやるにしても、ベース労働電源を何にするかっていうものが大きく左右される中で、その辺の課題というのも当然クリアしていかなければならないんですが、結果としてマニフェストも掲げたけど取り組みはできなかったという状況だったと判断しております。  賢人会議と公共商社についてですけれども、公共商社、今、審議会ができただけで、実際にそれが機能して地域の稼ぐ力に結びついたかというとまだそこまでは行ってない。これは、4年間で当初そこまでやるつもりだったのか、そこの到達点が分からないですけどそういう状況。  それから、円卓会議は条例が今定例会に上程されておりますので、条例そのものの議論はそこでまたすることとして、やりがいが果たして条例からどこまで進化していくかによってやりがいになるんですけれども、市長自身が福祉の皆さんがやりがいを持ってという部分でこの条例というところが到達点でいいのか、それは今後その部分については次の市長、次の市議会に引き継いていくというものなのか、定例会で可決されればそれは条例として生き、それが退任されるということであれば継続審査という手もあるでしょうし、次の市長、市議会に任せるというのであれば否決といういろいろな選択肢があるけど、それはそれぞれの判断でしょうけど。  そういった中で、今日が迎えているわけですけれども、そういう状況の中でも、ちょっと話は変わりますけど、過去に多選についていろいろ議論したことがある。こういうマニフェストが途中でなかなか達成できない状態で退任される決断をされたわけですけども、それと多選の議論をしたときには何期をもって多選とするかの定義もないというから、だったらこれだけのやり残したことがあるにもかかわらず退任を決断されたということは、私にとってはちょっと、そんなにそれでは4年間でできることにしておけばよかったのではないかなんていう思いを持ったりするんですけど、それは市長自身の考え方ですので、その決断に対してとやかく言うつもりはないし、そんなことも思ったりしております。  それから、今期は退任ということなんですけども、多選の議論もしたんですけども、退任の判断は、タイミングもことしの3月定例会、それまでは熟慮中ということだったんですけど退任の判断をされたわけですけれども、その判断が公開政策討論会条例というのがあるから早めに判断、表明したほうがいいということだった。私にとってみれば、早めに表明しすぎたことがかえって求心力といってはいけないけど、そういうものが失われるのではないかと、そんなことも思ったりするんですけども。  そんな中で、今定例会でいろいろな議論の中で次の市長、議会に引き継ぐという議論もありましたけども、行政運営の継続性という部分から見て、自身のやってきたことがどのような形で継続されていくのかとか、そういうことについての見解というのはあるんでしょうか、お伺いしたいと思います。 11: ◯鈴木達雄議長 穂積市長。 12: ◯穂積亮次市長 これは、私、これまでも公の場で言明したこともございますけれども、現職の市長として臨む市長選挙というのは私は3回あったわけですけれども、新人のときは新人のときで真っさらな形でマニフェストを書きますが、現職で再選、3選とかを目指す市長選挙のときのマニフェストというのには、大きくいって2つの性格があると思っています。1つは当然総合計画をはじめとした自分自身で策定に関与し決裁をした市の公式な計画がございます。この総合計画の推進がマニフェストだといってしまえばもうそれまでなんですね。そういう市長さんもおられます、マニフェストというのはあえて掲げずに総合計画の推進、これだけですと、それも1つの潔い立場かなと思うんです。これは行政の継続性だと思います。  しかし、同時に選挙という4年に1度の審判を受けるときでありますので、総合計画には載っていないけれども、それ以降の情勢の中で出てきた懸案の課題、あるいは時代の中で求められてきた新しい課題については、市民の皆さんの審判を仰がなければならない。つまり、政治の大きな変革力すね。それが選挙の大きなダイナミックな意味だと思います。  ですので、総合計画の推進を規定に置きながら、同時にその時期、その時期のトピック、あるいは時代の流れの中で必要とされる、自ら必要とされこれについてはいかがかと市民の皆さんに問いかけるべき課題というのをマニフェストに書いてきたつもりでございます。  その点では、支え合う力と稼ぎ出す力というのがこれからの市の大きな発展の要であるということを第4期の基軸に据え、それを具現化するための幾つかの事項として4つの機構だとか様々なマニフェストの項目を記載しております。それについて、市民の皆さんの判断を仰ぐというのが選挙だと思ってまいりました。  その審判を仰いだ上で、このマニフェストの達成のために全力を尽くすというのが4期目の、当然自分の責務であると。それが、達成できるできないというのもありますし、マニフェストには書いていないけれども大きな懸案事項になること、学校給食の調理場の問題なんかもそうかと思うんですけれども。そうしたことは、当然行政の継続性としては残る。それは、終身市長でやるということはあり得ない以上、どこかで区切りをつけ、引き継いでいくべきものでありますので、それは政治的な判断の中で自ら下すべきものと思って、今期は次のマニフェストそのものでいえば全部100点満点ではないし、継続性は残る、あるいは次の市長がひっくり返すこともあるかも分からない。  とはいえ、市長という行政のトップの役目を、人を代えることが自分の今の使命と思って、退任を決断させていただいたということでございます。 13: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 14: ◯滝川健司議員 マニフェストとその辺の関係についてのやりとりはこれまでにして、次に懸案事項についてお伺いしたいと思うんですけど、本定例会に幾つか提案事項が示されて、それについて方向性を示されております。例えば、新城東高校の跡地は次の市長、市議会に委ねるというようなことを表明されましたし、千郷中こども園も建設計画が中断し市全体の再整備計画を立て直すということで、次へ委ねるわけ。それから、旧鈴木養鶏場を含むインターチェンジ周辺もおおよそ企業用地という方向性で次へ引き継いでいく。それから、鳳来総合支所は既に着手して事業を進めておる。それから、南部企業団地の産廃中間処理施設もこれは解決というのはなかなか難しいでしょうけど悪臭が出なくなったときが解決だという方向で当然継続されていく。  懸案となっているということで、共同調理場の件につきましては、今定例会の設計の修正予算が出ておりますけども、さきの総合教育会議を傍聴させていただきましたが、市としては共同調理場以外の選択肢はないとはっきり市長自身が明言されておったんですけれども、この辺も今の進捗状況でそこまで言っていいのか、次の市長、市議会に委ねるという方向性もあるのかというような、まだ設計の段階ですから可能性もゼロではないなと思っている。それから、今定例会でも出ました名号うめの湯の問題も、これも指定管理については今年度いっぱいだけど、それでは来年度はどうするんだというこれも次の市長、市議会が判断していくことなのか。それと、細かなことをいえば、有海バイパスで土地がどうしても手に入れないところがあったりとか、それから、財政運営で当初市長になられたときの財政の起債残高と16年たっても起債残高はそう変わらないけど起債の中身が変わってきたという意味では改善しているというようなことがあるんですけども。  そんな中で、今、既に明言されて次の市長、市議会に委ねるという部分と、今期でそうやって共同調理場のようにもうその選択肢はないと決断された分と表明されてない部分が幾つかあるんですけど、そういった部分は当然任期中で解決できる問題ではないものが多いもので、次の市長、市議会に委ねるということになると思うんですけれども。  1点だけ確認しておきたいのがありまして、4期目の当選されたときに、部長、課長を集めた訓示の中で、今期の中で私が決断していくといった部分で、これは多分公共施設か小学校のことだと思うんですけど、そういった話をちらっと聞いたんですけど、そのときに言った決断というのはどういった意味だったのかの確認をしておきたいと思います。 15: ◯鈴木達雄議長 穂積市長。 16: ◯穂積亮次市長 公共施設の管理運営についてのお話だと思うんですけれども、いつの時期、市長に就任直後の過程だと思うんですけれども、非常に大きな重たい課題でございます。これについては、公共施設の総論賛成各論反対になりがちだと。だから、総論だけではなくて各論にまで踏み込むことについて、しっかりとしたもう踏み込む決断をしたいと。それは、恐らく市長任期のこの2021年の夏から秋にかけてぐらいのところでクライマックスになるのか、あるいはその前後になるかそれは日程的には別として、私が任期中に決断すべきことについては先送りはしないということを伝えて、部局に督励をしたことがございます。  それは、どうしても長い計画に関わるものでございますので、市長の在任期間というのをどうしても担当は気になります。その中で、私が市長を4期以降やるかどうかというのは何もそのときには決めておりませんが、少なくとも今期中に個別のところまで踏み込んだ考え方を必ず整理するという意味で申し上げました。そして、全体として面積にして30%削減、それをまず当面の10年間で10%削減というものまで行き着きました。この点では、踏み込んだものが公共施設の管理計画としてでき上がったと思っております。  ただ、この中の一方では、懸案になりました新城東高校跡地の問題とかが新しく加わる可能性がございますので、資産管理の中で公共施設の在り方、適正化計画の中で、例えば東高校の跡地を引き受けた場合にどういう位置付けをしていくのかというところまで詰めて、次の市長に渡せるようにと考え方で整理をしているところでございますので、これについては、いま現在、資産管理室ですが、旧契約管理も含めて、総合的な計画をきちっとつくってもらえたと、私自身は認識をしております。 17: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 18: ◯滝川健司議員 その決断というのは公共施設が中心に今、言われたんですけど、その中には小規模校、学校も入っているのかなと思ったんですけど、その辺については言及がなかったものですからあれですけど、その辺についても当然考え方があるかと思います。それについてはここでは議論はやめておきます。  いずれにしましても、市長任期最後に当たっての質問ということで全体にわたっていろいろな見解と、それぞれの考え方をお伺いできたことは感謝しております。  それでは、次の件名に入っていきたいと思っております。  2件目の内部統制と行政事務の不手際、ミスについてということでお願いしていきたいと思います。  市政運営においてコンプライアンスの欠如、事務事業における不手際、過誤請求等のミスが続いております。本来であれば支払う必要のない支出は、市民の皆さんに納めていただきました貴重な税金です。  「内部統制制度は、適正な業務執行の確保、安定的、効率的な行政サービスを行う上で有効なものであると認識しておりますが、その対象事務範囲、手法、導入時期等について、十分に検討した上で、本市にとって過度の事務負担がなく、簡便で実効性のある仕組みとすることが必要だと考えております」、これは、平成30年12月定例会における私の内部統制に対する考え方の部長の答弁でありました。  その後の検討状況と新城版内部統制制度、体制の構築をする気があるのか、その辺についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 19: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 20: ◯建部圭一総務部長 それでは、内部統制と行政事務の不手際、ミスにつきまして御質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。  まず、地方公共団体における内部統制制度は、平成28年3月に第31次地方制度調査会から答申がございまして、その答申の内容ですが、「人口減少社会に的確に対応する地方行政体制及びガバナンスのあり方に関する答申」というものでございました。その答申の趣旨を踏まえて地方自治法に位置付けがなされたものであります。  平成31年3月には総務省から内部統制に関するガイドラインが出されまして、内部統制の定義付けがされております。4つの定義があるわけですが、1つ目が業務の効率的かつ効果的な遂行、2つ目が財務報告等の信頼性の確保、3つ目が業務に関わる法令等の遵守、4つ目が資産の保全、この4つの目的が達成されないリスクを一定の水準以下に抑えることを確保するために、業務に組み込まれ、組織内の全ての者によって遂行されるプロセスであると、内部統制制度を定義しております。  内部統制に関する本市の取り組み状況としましては、令和元年度に業務手順書の整備に向けまして、業務手順書を整備する必要のある業務をまず項目として洗い出しまして、できるものから順次業務手順書を作成するようにということで、庁内各部署に指示を行っているところであります。これは、主に事務上のミスを未然に防ぐこと、それから定期的な人事異動がございますので、担当者が代わってもスムーズに事務が行えるようにすることなどを目的としたものであります。  その後の進捗状況につきましては、部署によって取り組みに差があるのが事実でございます。庁内全体として事務上のリスクをコントロールして、適正な業務執行体制が完璧に確立されているという状態には至っていないのが現状でございます。  内部統制制度の取り組みは、適正な業務執行の確保、あるいは安定的、効率的な行政サービスを行う上で不可欠なものであると認識はしておりますので、今後は日々の業務において法令等を遵守することはもちろんでございますが、職員一人一人が業務上のリスクを未然に防いでミスを限りなくゼロにするために、ルールに基づいた事務処理や確認というものを習慣付けさせて、本年度末までには全庁的に内部統制がしっかり保たれた状態にできるよう取り組んでまいりたいと思っております。  以上でございます。 21: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 22: ◯滝川健司議員 先ほどの1問目のときにも市長から監査の指摘事項で、手順書というような話もありました。私が監査をやっているときからずっと手順書についてはしつこくやるようにということで、今のところそうお応えできることから取り組んでいただいておるようですが。  その前に、最近のミス、ミスというのは振り返るというのはあれかもしれませんけど、やっぱり忘れないことが一番だと思いますのでやりますけども、コンプライアンスといえば著作権侵害に関わって、それを指摘されたにも通知を隠蔽していって発覚したというような形で和解金を払っていますけど、そういったコンプライアンスの関係もありました。  それから、本定例会に出ております草刈り中の事故、これ度々出ていますよね。出るたびに、再発防止というような形でそれぞれ答弁いただくんですけど、また起きてしまうという。これ、どこに原因があるのかということですよね。  それから、本定例会に出ている長篠資料館の転落事故、これもそうなんですよね、以前桜淵の擬木の手すりが破損して外国籍の方が確か転落してけがをされて、そのときに再発防止で緊急点検っていっておきながら、結局同じ案件が起きてしまった。なぜそういうとこから漏れてしまったのかと。  そこら辺を検証しないとやっぱり繰り返されるんですよね。事務的なミスとかそういうのは、やっぱり人間のやることですからミスをゼロにすることは難しいかもしれませんけども、そのミスは減らすことができるし、これからAIやRPAの時代になれば、機械がとってかわってミスを防いでくれる可能性もどんどんふえてきます。そんなことも考えておるわけですけども。  それから、再三話題になっている共同調理場の件もどこにミスがあったかということも、さきの全員協議会でどの時点でどうすれば防げたかということもお伺いしました。それについては、教育部長から一応報告いただきました。  そもそも、共同調理場でいえば、2か所の共同調理場をつくるって、鳳来中と八名中に選定したときに。そこにできるっていう担保をどうやって取ったのかということ、いまだに私、確認できないです。2か所でできるんだというから計画を進めたにもかかわらず、途中で1か所できなくなって1か所にしたって。そもそも2か所に決めたときのちゃんと法的な裏づけをやっていたのかどうか、誰がそれを判断したというのが全然分からないですよね。それを教育部長に聞いても答えられないと思いますのであえて聞きませんけど、そういったミスもあったわけです。  それから、直近では水道料金の過誤請求という形で、実際に多額の金額が引き落とされてしまった。私のところにも「こんな請求書が来たんだよ」、引き落とされなかったという形でちょっと資料を提示していただけるとありがたいですけども。    〔資料提示〕 23: ◯滝川健司議員 実際に、272万4千円の検針票と請求、これがその家の郵便受けに入っていたんですね。使用料が9,222立米、これどう見ても不自然ですよね。これ、検針員が印字したときにおかしいなって気づかないといけないですよ。これをそのまま入れてくるっていう神経が私、分からないんですよ。  これを見ていただくと、今回指針が67立米で前回が845立米、次の資料の同じところ映していただけますか。  前回指針845立米で、今回指針が867立米、8を忘れただけなんですね。8を入れ忘れただけで何と9,000立米、約1万立米分の1回転してしまったということでこういった通知があったんですよね。実際には3,500円ということで。  当然これは印字されれば検針員の方、あれって普通は思うんですよね。前回の金額見ても莫大な金額がふえるなんていうこと、普通あり得ないです。よっぽど破損して、駄々漏れがあるかもしれないけど、そんなのとっくに気づくはずです。  でも、こういう事例を全員協議会のときも確認しましたけど、何回ありましたかっていっても答えられなかった。過去、私が知っているだけで、ことしになって3回目ですよね。そういうことが繰り返されるのは何でか。このミスをなぜ防げなかったのかっていうのが私、不思議で仕方がないんですよね。検針員の方は、今、委託なのか分かりませんけど、その方が、個人的なことを責めるつもりはないけど、異常な数値があった場合には確認する、チェックする、再度やる。それから、そこですり抜けてきて水道課に来たとしても、その時点で誰かがおかしいって気づいて。実際に、今回は申し出があったのか気づいて再検針して、更新ボタンを忘れたなんていう単純なミスですね。どこかの時点でアラームが鳴るようにしておくなり、印字が赤に変わるとかすれば防げる仕組みなんですよね。それを当事者意識がないのか知らないけど、何回も繰り返してしまうという。  その辺をどうやってこの内部統制とか手順書の中で仕組みを取り入れて防いでいくかということがあるんですよね。これが1つの一例ですけども、これ以外にもどういったミスがあったのかは公表されていない、このままにしたこともあるかもしれませんけども。  こういったことを繰り返すとやっぱり行政の信頼性というのもなくなってしまう。うちの水道料金大丈夫か、メーター読み間違えてないか、1立米、2立米だったら分からないっていうそんなことになったら、信頼性がなくなってしまって行政事務が進まなくなってしまうんですよね。  これは1つの例ですけど、この直後にもまた1件、私のところにも、うちもこうだったよって、その方の伝票はもらいませんでしたけど、そういった事例があったんですよね。  それで、最初のときは当時の水道部長に、こういうことがないようにっていって十分注意してくださいってお願いして、それがあって、実際にまた再発して、今度は実際に引き落とされてしまったっていう。こんなことが続いたものですから、今回内部統制と行政事務のミス、不手際についてちょっと気を引き締めてもらいたくて通告したわけなんですけども。  仕組みの中で防げる問題と、人がやっていることで注意すれば防げること。ダブルチェック、確認するようなこと。それから、機械的に防げること、いろいろあると思うんですよね。それを行政の中でしっかりとやっていかないと、また同じことを繰り返す。再発防止に気をつけます、克服しますっていって繰り返されるミスが多いというのが感じているところです。  この辺については、市の職員の方の中にもそういったミスが多いのかなって実感しているかもしれないし、実際に市民の中にも「ばかにミスが多いね」って言われる、私のところへ言ってくる人も多いです。そういったことをどうやってなくしていくかということを真剣に考えるために、しっかりとした手順書だけで防げるとはいいませんけども、まず手順書で意識づけして、どこで、誰が、何をチェックするのか、どういう法律を適用があるのかないのか、そういうことも全てチェックできる仕様を統一して、それぞれの業務の中でそれをチェックしていくというそんな作業が必要ではないかと思うんですよね。それをやっぱりやっていかないと、同じミスが繰り返されるということです。  今回は水道料金の例を取り上げましたけども、ほかにもそういったことでありますし、共同調理場でも修正設計ということで、また本来であれば必要のない設計の予算が出ていくわけですよね。その辺のことを含めて、やっぱり穂積市長自身がやってきた中で、そういったミスに対する市長自身の判断というか指示、こういった事例をどこまで把握していたのか、それからそういった事例があったときに再発防止のためにどういった指示をしたのかとか、それについてはいかがでしょうか。 24: ◯鈴木達雄議長 穂積市長。 25: ◯穂積亮次市長 議会に報告をすべき案件もありますし、個々の中で処理をしているミスもございます。あるいは、懲戒に相当するような事項もございました。それらについては、重篤な案件については私のところに報告が当然入ってまいります。今回の案件についても、事後に報告があったところでございますけれども。  やはりその都度、その都度、担当、あるいは部長会議等を通じて指示をしてきたところでございますが、結果としてそのミスが大きく減少しているわけではございませんので、管理監督上の問題が大きくあるということについては深くおわびをしなければならないと思っております。 26: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 27: ◯滝川健司議員 先ほども言いましたように、人間のやることですのでミスが出るのはやむを得ない部分はあるかもしれない、完璧にゼロにすることは難しいかもしれない。でも、それを最小限に食い止めること、それは組織の中では仕組みだとか、制度だとか、機械化だとか、いろいろなことで可能だと思います。  ぜひ、その辺について再検討していただいて、また今後こういったミスが発生してまた同じことを言われないように、私もそういうことを度々聞きたくないものですから、ぜひそういった形でやっていっていただければと思うんですけども。  先ほど、実際には今年度中に、年度末までにその辺の内部統制を整備したいということ、方針的なことが示されましたけども、御存じのように内部統制をやることによって事務がふえたり、負担がふえたりということでは、やっぱりかえってほかの業務へ影響ですとか、またミスにつながるおそれがありますので、まずできることからやっていただくというのは当然なんですけども、さっきも言いました機械化で防げることは機械に委ねる、その機械も操作するのが人間だから人間が結局ミスすれば機械もミスしてしまうということもあるかもしれませんけども、そんなことを考えております。  それから、手順書についても、ずっと言い続けておりました。それぞれの部署、部課によって事業が違うものですから一律の手順書とは当然いかないんですけれども、仕様は統一できると思います。さっき言ったように、いつ、どこで、誰が、何をして、どういった法規を適用して、どういったチェックをして、誰がダブルチェックするかとか全てそういうことは共通でできると思います。  その辺の企画を今どういった形に手順書の整備というものをされているのか、1回確認しておきたいと思います。 28: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 29: ◯建部圭一総務部長 業務手順書につきましては、令和元年度に各部署に指示したときに、ひな型といいますか、こういった形のものをつくってくださいという基本的なものは指示をさせていただいております。  ただ、業務の内容がやはり多岐にわたっておりますので、この型にはめてつくってくださいということを余り強調しますと、かえって分かりにくい業務手順書になったり、あるいはそこに潜むリスクが担当者が手順書を見ていったときに把握しにくいという面もありますので、その辺は各課の、各部署の内容に応じて柔軟に考えていただいて、ただ何のためにつくるか、つくることが目的ではございませんので、ミス、リスクを早めに察知して、ミスをしないようにダブルチェックをするとか、そういったところをしっかり手順書の中で書いて、後で担当者が代わったときにもそれを見れば確認ができるといった内容の手順書をつくってくださいということでお願いしておるという状況でございます。 30: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 31: ◯滝川健司議員 分かりました。  その部署でそれぞれつくっても、思わぬところで盲点があるかもしれませんので、また違う担当部署からその部署をチェックするということも必要かと思いますし、先進的な自治体では既に手順書を統一的につくっておりまして、その例も私も示してあります。そういったことも参考にされたり、それから過去に起きたミスですとか、不手際ですとか、事務上のああいったもの、そういったもの、事故リストではないですけど、どうしてそれが起こったかということを分析して、それを反映させていくということも1つの手かと思いますので、そんな形で早急に整備を進めていただきたいと思います。  内部統制制度についてはやり方はありますので、新城のような自治体は義務ではありませんのでいいんですけども、新城版という形で、また新城でやりやすい形の統制制度、体制を構築していただければと思いますのでよろしくお願いします。  それでは、次に3件目の高速乗合バス山の湊号について、お伺いしたいと思います。
     コロナ禍における高速乗合バス山の湊号の現状と、土休日も1日3往復運行の効果についてお伺いします。  それから、現状の輸送量で、さきに示された地域間幹線系統確保維持費補助金交付の見込みについてお伺いいたします。  また、当初の事業目的における若者流出防止効果の検証についてはいかがかお伺いしたいと思います。  よろしくお願いします。 32: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 33: ◯建部圭一総務部長 高速乗合バス山の湊号についての御質問をいただきました。質問いただきました内容について、順次お答えをいたします。  まず、高速乗合バス山の湊号の現状ということでございますが、令和3年度の4月から7月までの4か月間におけます1便当たりの平均乗車人数は5.0人でございます。昨年度の4月29日から6月21日までの運休期間がございましたので、それを除いた昨年度の4月から7月までの4か月間における1便当たりの平均乗車人数は3.3人でございましたので、それを上回っている状況になっております。  次に、土休日の1日3往復運行につきましては、名古屋圏への買物などに出かける利用者のニーズ、また、名古屋圏からの帰省等をするのに第1便では時間が早過ぎるという利用者の声などに対応するために実現させたものでございますが、名古屋行、それから新城行共に平日の第2便と同程度の利用状況で推移しておりまして、一定の需要はあるものと認識しております。  次に、運行事業者に交付されます地域間幹線系統確保維持費補助金の交付の見込みにつきましては、新型コロナウイルス感染症により全国的に輸送人員が減少していることから、国の補助要件の緩和措置がされております。したがいまして、今実際にコロナの影響で乗降客が減ってはおりますけれども、補助対象になるものと見込んでおります。  また、当初の事業目的における若者流出防止効果につきましては、高校卒業後の進路やその人数を具体的に把握することが困難であるため、データに基づく検証というものはできておりません。  ただ、窓口に回数券の購入に見えた方を対象に、その都度聞き取り調査をさせていただいておりますが、その調査を行った限りでは、コロナ禍で大学等がリモート授業になったために、必要な日だけ通学をするという学生さんもいらっしゃって、必要な日だけ通学するためには家計に負担をかけないよう下宿を選択せず自宅から通われるという選択をされておる学生さんのお声も聞いておりますので、そういった形で山の湊号を利用されているということで、直接的なデータに基づくものではございませんが、若者の流出防止効果というものはある程度あるのではないかと認識をしております。  以上でございます。 34: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 35: ◯滝川健司議員 それでは、再質問します。  平均乗車客が3.3人から5人ということなんですけど、5人といっても40人乗りのバスで5人ってどうかなと思うし、5人ならマイクロバスでもいいではないかとなってしまうんですけども、その辺の人数が伸びない理由とかその辺が当然分析されていると思うんですけども、それについてここでどうこう言うつもりはないし、それ以上爆発的に伸びることもないでしょうし、特に言及がありましたコロナ禍における都市間の移動というのもなかなか抑制されているし、特に名古屋圏なんかではコロナの発生が大多数を占めているのでそういうとことの交流というのは当然避ける傾向にあると思います。  そんな状況の中でも運行を続けておるわけですけど、ただ座席は減らしてというか、一列になるような形の制限というのをやられているようですけども、そんな制限をしなくても十分余裕のある乗客数だなということが実態としてあるわけです。  この山の湊号の継続の問題も、今年度は当然委託契約の中では当然続くわけですけども、これも次の市長、市議会に判断を委ねるのか、またどういう形になるのか分かりませんけども、それも次の市長、議会でまた議論され、判断されることだと思います。  それで、運行の効果と1日3便についても、同等と乗客があるということですので、極端にふえたとかではなくて通常どおり、余り変化はなかったということで理解しておきます。  問題は、地域間幹線系統確保維持補助金の要綱、コロナの関係で緩和されたと言われたんですけど、補助要綱がどう緩和されたのか、少し解説していただけますでしょうか。  算定もどういうふうにやるのかということと、補助率ですとか、輸送量、国交省のホームページで調べたんですけど、これが緩和された資料なのかがちょっと私、確認できなかったものですから、現状はどういうふうに緩和されたのか、輸送量だけでなく、これで見ると1日1回当たりの乗客数だとか、1日3回以上の運行計画とかいろいろなことが書いてあるんですけど。それから、補助金の出し方も予測費用というか全体の費用の中から予測収益を引いて、欠損部分の2分の1だとか、その辺が今書いてあるんですけど、その辺についてもう少しく詳しく言っていただいて、それが緩和されたから今回は交付の対象になりそうな見込みなのか、それでは緩和されなかったらもう完全にアウトだったのかということを確認したいと思います。 36: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 37: ◯建部圭一総務部長 この地域間幹線系統確保維持費補助金でございますが、まず補助金の申請の前に、この確保維持のための計画をつくる作業がございます。その計画については、既に令和2年9月30日付で国から認定をされております。その計画の認定を受けますと、補助金はもう確実にいただけるという状況になっておると。  ただ、実際には、この年明け、年度末の1月から3月までに、実績報告を出してその後本申請があって、交付決定を受けて実際の補助金が交付されるというのは令和3年度末になるという見込みであります。  先ほども申し上げましたように、市のほうに入ってくる補助金ではございません。豊鉄バスさんのほうに入ってくるわけですけれども。  この補助金の補助要件の緩和につきましては、令和3年3月に国のほうからの事務連絡という形で出ておるわけですけれども、補助要件の中に、輸送人員という実績の輸送量、それが15人を下回ると補助金の該当ではないですよというのが今まででございましたが、コロナの影響もありまして、仮に輸送人員が実績の輸送量が15人を下回っていたとしても、それだけをもって補助対象から外すということはしないという事務連絡が来ております。  ですので、今はこれはバスの事業年度でいうんですけども、令和2年10月から令和3年9月まで、この事業年度の補助金については、計画が認定をされておりますので確実に補助金はいただけると。その次の年も、恐らく今の状況でいきますとこの補助要件が多少緩和されておりますので、いただける可能性はかなり高いと思っております。 38: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 39: ◯滝川健司議員 残り時間がありませんので、具体的にどれだけ入ってくるのかということを確認したかったんですけど、またそれは次の機会にします。  いずれにしましても、補助金は入ってくるだろうということでよしとしておきますが、運行についてはこれからの議論だと思っております。  一般質問については、以上で終わりたいと思います。 40: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員の質問が終わりました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  この際、再開を11時10分とし、休憩します。    休 憩  午前11時01分    再 開  午前11時10分 41: ◯鈴木達雄議長 休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を続けます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  次に、2番目の質問者、村田康助議員。 42: ◯村田康助議員 議長のお許しをいただき、一般質問をしたいと思います。  中国で発生しましたコロナウイルスから早1年がたとうとしております。コロナ禍において、市民の皆さんが健康で健やかに過ごされているかと思いますが、新城でも大勢の方が感染されているというような状況でございます。  このような中で、経済、文化行事などの活動自粛の中、なかなか地元では挨拶するような機会もございませんでしたが、我々にとっては今まで21世紀を見据えて豊かな先に明るい未来を描きながら、自来は過去の姿になりつつあるのかなと思っております。  先人たちが戦後一生懸命働き、築き上げた昭和、平成の時代はコロナウイルスに翻弄されているところであります。今回のコロナ禍を通じ、未来のためにも私たちは日本の文化や地域経済を形成することがいかに大切であるかということを実感しているところであります。次の時代を担う子どもたちや若い世代の皆さんとともに力を結集し、私たちの新しい時代を切り開いていかなくてはならないと思っている次第であります。  そのような中で、今回は新時代の幕開けといいますか、新東名高速道路バス、ジェイアールバス関東の開設について一般質問をさせていただきたいと思います。  1、開設時期について伺います。  2、中継地用の宿泊施設について伺います。  3、もっくる新城のバス停について伺います。  4、進入路について伺います。  5番目として、利用者専用の駐車場について伺いたいと思います。  よろしくお願いします。 43: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 44: ◯建部圭一総務部長 ジェイアールバス関東株式会社が運行する高速バスの乗り入れにつきまして、5点御質問をいただいておりますので順次お答えいたします。  まず、1点目、開設時期についてということでございますが、ジェイアールバス関東株式会社が運行する高速バス路線の開設時期につきましては、今年の秋を予定しているとの情報をいただいているのみで、明確な開設時期についての情報はまだございません。情報が入り次第、市議会や報道機関にも情報提供をさせていただきますので、いましばらくお待ちいただきたいと思います。  2点目、中継地用の宿泊施設についてということですが、乗務員の乗り継ぎ基地となる仮眠休憩所につきましては、新城インターチェンジ付近に現在建設中でございます。おおむね50名程度の乗務員の休憩が可能であると伺っております。なお、施設の完成時期につきましては、高速バス路線の開設時期に間に合わせるように計画をしておるということで伺っております。  それから3点目です。もっくる新城のバス停の件でございますが、道の駅もっくる新城内に設置するバス停につきましては、高速乗合バス山の湊号が本年10月1日からのダイヤ改正に伴って新設をしますもっくる新城(正面)というバス停と同じ位置を予定しております。場所としましては、観光案内所と足湯の前あたりのところとなります。  なお、ジェイアールバス関東株式会社が設置するバス停の名称でございますが、これは、現在ジェイアールバス関東のほうで検討中の段階であると伺っております。  次に4点目、進入路についてでございます。道の駅もっくる新城へのバスの進入路につきましては、駐車場内での安全確保を最優先とする観点から、北側の出入口からバスを進入させ、南側の出入口から出ていくという一方通行での運用を考えております。なお、一般車両との接触リスクの低減やバスが安全に進入することができるよう、現在、駐車場の出入口の角切り工事を行っているところでございます。  最後、5点目です。利用者専用の駐車場の関係ですが、高速バス利用者専用の駐車場につきましては、もっくる新城南バス停付近の市有地等を活用し、もっくる新城の第2駐車場兼高速バス利用者のためのパークアンドライド駐車場というような形で整備することを、現在検討しているところでございます。  以上でございます。 45: ◯鈴木達雄議長 村田康助議員。 46: ◯村田康助議員 1番目の開設時期について、再度お伺いさせていただきます。    〔資料提示〕 47: ◯村田康助議員 今、スクリーンに映っているのが宿泊施設で、これが8月の28日でしたか順調にでき上がっているところですが、何にしてもここにジェイアールバス関東が来るということで、話題性が大きくなっておりまして、私の手元にも大勢の皆さんから期待度が高いということで、特に、京都だとか大阪、東京のほうに学生さんや何かもっておられる方は気軽に動きができるのではないかということで、「村田さん、これいつ頃来るんですか」ということを聞かれるものですから、もう少し開設時期がこれで秋ということになれば、大々的にPRをしていったほうがいいのかなと思ったわけです。当然、もう9月、10月、早くても11月の初めぐらいには、私らの思いとしてはオープンできればありがたいかなと思って、今日お聞きをさせていただきました。  聞いてみますと、やはりこのジェイアールバス関東はホームページ等見ますと、西日本から四国、山陰、広島のほうまでつながる、また博多のほうまで上手に行くとつながるということで、全国へバス路線がつながっているということで、我々新城市にとっては絶えず東海道を行き来するというのが今までの京都だとか、東京へ出るにはやはり豊橋へ出て動かなくてはならないというのが現状だったわけですが、ここへ来まして新東名高速道路と併せて、ジェイアールバス関東がここにバス停をつくっていただけるということで新たな経済活動、人事交流が始まると思っております。  そのような中で、今、コロナで非常に少ないわけですが、将来的にはこれ、もっとふえる可能性ってあるんでしょうか。 48: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 49: ◯建部圭一総務部長 コロナの状況になりまして、ジェイアールバス関東株式会社の高速バス路線の運行本数もかなり今減少して走っておる状況でございます。  新城にバス停ができたときに、まだダイヤ等は示されておりませんけれども、昼に到着する便が往復5便ずつ来るということはまずそのぐらいであろうということです。それから、かなり少ない状態ですので、コロナが克服されるようになれば、もともとはもうちょっとたくさんの本数が走っておりましたので、我々としてもなるべく多くのバスが来ていただいたほうが、利用者の皆さんにも利便が増しますので、1日も早くコロナが終息して、元のにぎやかな、通常の経済状態が戻ってくることを期待しているところでございます。 50: ◯鈴木達雄議長 村田康助議員。 51: ◯村田康助議員 次に、2番と3番は合わせまして再質問させていただきます。  写真を次、お願いします。    〔資料提示〕 52: ◯村田康助議員 これが、先ほど部長が言われました北側の入り口のほうだと思いますが、既に、私がこの8月28日行ったときにはもう完成しておったと思っております。ここから入っていただいて、次の写真、お願いします。  これ、たまたま東京へ行ったときに、東京駅の八重洲口でジェイアールバス関東のバスが動いているのをたまたま写真に撮る機会ができましたもので撮ってきましたが、これと同じような車が新城のほうに向かってくるのかなと思っております。  次の写真をお願いします。  これが今、南口、出口のほうですが、これが今、重機が入りまして、つくっていると思っております。何にしても、ここできちんとした交通整理をしながら安全にバスを利用される方が上手にもっくる新城を利用していただければありがたいなと思っております。  先ほど、バス停について伺いました。観光施設のところと足湯のところということですが、そこについてはきちんと整備されると思いますが、時間的にこのジェイアールバス関東だとか、例えば新城から名古屋へ行っている高速バスだとか、あともっくるから湯谷、鳳来山へ行くバスとバッティングするというようなことはないでしょうか、停留場の関係で。そういうのはないでしょうか、心配なものですからお願いします。 53: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 54: ◯建部圭一総務部長 もっくる新城の中にできますバス停につきましては、一応バスが2台縦に並ぶことは可能でございますので、そういった形でバス停を整備させていただきますので、仮に重なったとしても2台までは同時に駐車することができますので。  今のところ、そういうどのバスが来て、もっくる新城の中でバスが滞ってしまうとか、渋滞で身動きができなくなるとかいった心配はないと思っております。 55: ◯鈴木達雄議長 村田康助議員。 56: ◯村田康助議員 ありがとうございます。交通安全対策、人の命が一番大切ですのでやはりそういう安全対策というのが一番肝要かなと思っております。  それと、5番目に入らさせていただきます。  利用者の専用の駐車場についてですが、名古屋へ行かれる方だとか、東京、京都、大阪等の遠方に行かれる方、ひょっとして泊まりだとかそういう可能性があるのかなと思いまして、これの場合の駐車場って長期的に1泊だとか2泊するというような形での対応というのは考えておるのでしょうか。 57: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 58: ◯建部圭一総務部長 現実、もっくる新城内の駐車場といいますのは土日祝日に限らず、平日もかなりの台数が止まっておりまして、駐車場の総数としては足りないのではないかと心配をしておりますので、この高速バス利用者がもっくる新城内の駐車場に止めて、泊まりで出かけられるとしますと、2日、3日止めたままということで、一般のもっくる新城の利用者の方にも迷惑をおかけすることになりますので、その辺の仕分がまだ十分どういうふうにしたらいいかという、いろいろ策を練っているところですが。  基本的にはこのもっくる新城南のバス停にあるパークアンドライドの駐車場が今、5台停められるようになっておりますけども、その道路向かい側にも舗装をしていない市有地がありますので、そこは一部従業員の方も止めてみえるわけですが、山の湊号を利用される方もそこに止めてみえる方もいらっしゃるそうですので、なるべく高速バスの利用をされる方については、そちらのほうの駐車場を利用していただけるように、何とかそこで交通整理をして仕分をしていきたいと思っております。 59: ◯鈴木達雄議長 村田康助議員。 60: ◯村田康助議員 ありがとうございます。  何にしても、せっかく東京、京都、大阪方面に利用するということで、この高速バスを利用される方については新城へ来るということ自体が、やはり車で来るというようなこと、または御家族の方に送ってもらうという方については問題ないんですけど、こういう便宜を図ってあげるということが非常に大切ではないかなと思います。  皆さんが、本当に期待をしている新東名高速バスにジェイアールバス関東が乗り入れていただけるということで、これを機に新しい時代がこの新城地方、新城、奥三河等にやってくるのかなと思いますし、経済交流も非常に大きな形で進んでいくのかなと思います。  バスの中に、今、名古屋のほうに野菜ものだとかそういうものを運ぶというようなことが今、やっていると思うんですが、ジェイアールバス関東はそういう地方の産物を動かすとか、そういうようなことは今の会社の体制の中でやることはできないんでしょうか。 61: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 62: ◯建部圭一総務部長 その点につきましては、今年の4月28日の日に、ジェイアールバス関東株式会社と新城市で包括連携協定を結んでおりますので、その連携協定の内容の中にも地域の観光、文化、産業の振興に関することということで、また今度具体的にはこれからということですけれども、想定といたしましては、高速バスのトランクを活用した新城市の特産品の輸送、それを東京駅のほうで販売をするとかいうことも想定される事業の中には入っておりますので、今後それについては各事業者さん、協力していただける皆さんとともに内容を詰めて、実現へ向けて取り組んでまいりたいと思います。 63: ◯鈴木達雄議長 村田康助議員。 64: ◯村田康助議員 ありがとうございます。何にしてもこのジェイアールバス関東に課せられた地域の期待、大きいものが漂います。いいタイミングで開設、オープンの日を決定して、新城市としても大いにPRをしていただきたいと思いますし、私ども地元も、大いに皆さんにPRしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、2番目に入らさせていただきます。  河川管理ということで、ここ数年、100年に一度の災害、豪雨災害等が発生したり、台風も桁違いな大きなものがやってきております。そのような中で、河川管理が非常に大切な時代だなとつくづく痛感をしているところでございます。  それでは、順次お願いしたいと思います。
     1、7月、8月など豪雨災害が発生していますが対策について伺います。  2番目です。新城管内の河川の被害状況と処理状況について伺います。  3番目です。河川、浚渫状況と今後の計画について伺います。  4番目ですが、水源地や山林・農地などに対する影響について伺います。  よろしくお願いします。 65: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 66: ◯天野充泰建設部長 それでは、河川管理について4点質問をいただいておりますので、お答えをさせていただきたいと思います。  まず1点目、河川災害に対する対策についてでございます。河川災害で最も注意を払っておりますのが、やはり豊川の新城橋から下流部における洪水でございます。昨年度は新たにハザードマップを作成いたしまして、地域の皆さんへ注意喚起をさせていただいたところでございます。  また、実際の豪雨により豊川の水位が上昇した際には、現地にて地元の方とともに豊川の支川から逆流に対して警戒警備を行い、樋門の操作等を行っておるところでございます。  2点目でございます。市内の災害の状況でございますが、7月の豪雨におきましては、河川におきましては新戸川、それから、坪ノ口沢、それから市場沢の3か所で被害がございました。8月の豪雨では、臼子川、臼子川支川、原川、大井川の4か所で被害がございました。新戸川、臼子川、原川の3か所につきましては、公共施設災害として国の災害査定を受ける準備を今、進めておるところでございます。その他の河川につきましては、単独費での復旧を予定しております。いずれの災害箇所につきましても早期の復旧に努めたいと考えております。  3点目でございます。河川の浚渫の状況につきましてでございますが、浚渫につきましては、現地調査を行っておりまして、特に土砂の堆積の著しい12の河川につきまして、昨年、令和2年度より5か年の緊急浚渫計画を作成し、起債事業を活用して計画的な実施に努めております。  河川災害への対策としまして浚渫の実施は、非常に重要だと考えておりますので、国の政策等も注視しながらの少しでも災害の危険性を軽減できるように計画的に実施をしてまいりたいと思います。  4点目でございます。山林や農地への影響はどうであったかということなんですが、今回の7月、8月の豪雨で、河川の氾濫による農地や山林への大きな影響はなかったと確認しておりますが、ただ、河川の沿線には多くの農地等が存在しておりますので、浚渫を計画的に推進していくことにより、浸水被害を極力軽減できるよう努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 67: ◯鈴木達雄議長 村田康助議員。 68: ◯村田康助議員 写真、次、お願いします。    〔資料提示〕 69: ◯村田康助議員 これが、私の地元の設楽原の連吾川のちょうど8月豪雨のときの後の状態です。コンクリートの貼ってあるとこの上まで今、来ておって、ここも浚渫していただきたいなということで思っているようなところでございます。  次、お願いします。  これは、東郷の山のほうでやはり水が田んぼの中に入ってしまったというようなところです。  次、お願いします。  これが大宮川ですが、東郷では一番ここが水が出るところですが、河川がしっかりつくられておりますものですから、非常にここは上手に河川管理がされているなと思っております。  次、お願いします。  これ、豊川の下流のほうですが、豊橋のほうへ行く吉田城のほうへ流れるところと、豊川の放水路と分かれるところですが、これもたまたま8月の大雨のときにどのぐらい水が出ているかと豊川を巡回したときに出ておりました。なんせ放水路ができたということは、非常に東三河にとっては大きい力になっているのかなと感じております。  そのような中で、順調に河川管理がされていると、私は個人的には思っております。特に、農地等については旧新城市につきましては圃場整備等を順調にやっていただいたおかげで、きちんとなっていると思っております。  そのような中で、再質問をしたいと思います。  水源地につきましては、開水路等が現実にあると思いますが、私どもも旧東郷の横川地区で、長年にわたって懸案だったやつが、昨年暮れから正月にかけて何とか完成して、地域の皆さんの付託に応えられるような形になりまして、非常に行政の手腕に感謝をしているところでございます。  そのような中で、こういうような状況というのは現在市内、鳳来、作手のほうでも河川から取っている水道というのがあると思うんですが、そういうのの被害というのはあるのでしょうか。 70: ◯鈴木達雄議長 田中上下水道部長。 71: ◯田中秀典上下水道部長 簡易水道施設が広い市域の中ではたくさんの施設がございます。前回の豪雨のときには、市川の取水のほうが詰まってしまったりだとかいう不具合が生じ、対応しております。  いろいろな条件がございますので、辺地の部分の取水だとか、施設維持管理のほうには若干大雨が出たときには苦慮している状況でございます。 72: ◯鈴木達雄議長 村田康助議員。 73: ◯村田康助議員 ありがとうございます。  昔、東郷でも、牛倉に簡易水道の大きな取水場があったわけですけど、台風だとか、豪雨災害のときによく詰まるということで、市の水道の担当者が深夜出歩いていただいたというような歴史的なものがあります。  なんせ、水はやはり生活する中で一番大切なものですので、本当に24時間、365日、助けていただいておりますが、大変ですが今後ともよろしくお願いしたいと思います。  次に、山林、農地などやはりなかなか河川管理の中で手が行き届かないと思います。何にしても、行政側ではなかなか手が届かない部分がありますが、この豪雨災害の中で大きな影響を受けているというようなところがありましたらどういうような対応をしているか、よろしくお願いしたいと思います。 74: ◯鈴木達雄議長 金田産業振興部長。 75: ◯金田明浩産業振興部長 7月、8月の豪雨の関係で、まず農地及び農業地の施設につきましては、11件ほど被害が報告されておるんですけども、そのうち主なものは農地ののり面が崩壊したというものでございまして、これにつきましても、公共災害でありますとか、そういったものも活用しながら今、修繕する方向で検討しております。  それから、山林につきましても、7月、8月で27件ほど発生しておりまして、のり面の崩壊でありますとか、路面の洗堀でありますとか、倒木といった被害が出ておるということでございますが、これにつきましても、市単独で修繕する方向で考えております。  以上です。 76: ◯鈴木達雄議長 村田康助議員。 77: ◯村田康助議員 ありがとうございます。  何にしても、新城市は地方交付税を30%強いただかなければ財源がなかなかない市でございます。県下でも、どちらかというと潤沢な資金があるわけではないのですが、そのような中で上手に地域を守っていただくというようなことが大切だと思います。  安全安心な地域づくりということが皆さんのおかげできちんと進んでいると思います。新城市はバリアフリーのまちづくり、市民協働のまちづくりなどを目標に前進しているところです。特に、子育て支援や地域が一体となった子どもをきちんと育てる環境を整備したり、子どもが住みやすいまち、または今回も学校給食等で非常に苦労しているわけですが、何せ子どもたちをきちんと守って、前へ進められるように地域づくりを皆さんと一緒にすればいいのかなと思います。  今回が、私の定例会での最後の質問となっておりますが、これで私からの一般質問を終わらせていただきたいと思います。  今日はありがとうございました。 78: ◯鈴木達雄議長 村田康助議員の質問が終わりました。  以上で、通告者の質問は終わりました。  一般質問を終了します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  この際、しばらく休憩します。午後は1時から再開します。    休 憩  午前11時42分    再 開  午後1時00分 79: ◯鈴木達雄議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第2 第88号議案 新城市個人情報保護条例及び新城市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正を議題とします。  これより質疑に入ります。  本議案の質疑については、通告がありませんので、質疑を終了します。  第88号議案は、総務消防委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第3 第89号議案 新城市営バスの設置及び管理に関する条例の一部改正を議題とします。  これより質疑に入ります。  通告がありますので、順次発言を許可します。  最初の質疑者、山口洋一議員。 80: ◯山口洋一議員 では、第89号議案 新城市営バスの設置及び管理に関する条例の一部改正について、質疑をさせていただきます。  通告書には、それぞれ1、2、3点ありますが、この条例の改正の理由を見させていただきますと、バス停の云々ということでありますし、それから所管の委員会の中で出ています新旧対照表というのがありまして、そこには若干表現が違う、これはもっくる新城内にバス停をつくることによってということで、新たにバス停がふえるよ、そしてバス停が廃止されるというようなことであったわけでありますので、後にそこらも含めて条例案件でありますから質疑をしていきたいと思います。  まず、質疑の関係でありますが、3点ございます。  1点目、湯谷温泉もっくる新城線には32人乗りの車両が導入されて、運行されているということであります。  月間ごとの乗車の状況は所管の委員会の資料から読み取れますが、運行日便ごとの最大乗車の曜日はいつであったのか。  そして、2点目、どこのバス停での乗車・降車が最大を示しているのか。現行ですと、16のバス停がありますので、どこが一番多かったのかという意味であります。  そして、3点目、先ほど来の質疑、一般質問の中でも新しくということでありますが、八束穂バス停廃止への経緯について。  以上、3点まずお願いします。 81: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 82: ◯建部圭一総務部長 条例に関しまして、湯谷温泉もっくる新城線に関する御質疑3点いただきましたので、順次お答えいたします。  まず、運行日の便ごとで最大乗車の曜日がいつかということでございますが、鳳来寺山の山頂方面行から申し上げますと、鳳来寺山山頂方面行の第1便は土曜日、同じく鳳来寺山山頂行きの第2便は火曜日と水曜日、同じく第3便は水曜日と土曜日となっております。  一方、もっくる新城方面行の第1便は月曜日と土曜日、第2便が火曜日、第3便が同じく火曜日となっております。  2点目のどこのバス停での乗車・降車が最大かということでございますが、湯谷温泉もっくる新城線は、乗務員が1人で運行しておりますので、安全運行を確保するためにバス停ごとの乗降者数というものを記録してはおりませんが、昨年12月と本年2月に実施いたしました乗降調査によりますと、鳳来寺山山頂バス停というものが乗車人数、降車人数ともに最大でありました。  3点目の八束穂バス停廃止への経緯ということでございますが、八束穂バス停は、これまで主に高速バス山の湊号に乗車して名古屋方面へ向かわれる方が、道の駅もっくる新城で買物やトイレに行くために利用されるケースが多かったのですが、道の駅もっくる新城内にバス停を新設することになったために、本年11月1日から、この湯谷温泉もっくる新城線の路線変更をする予定であるわけですが、11月1日から八束穂バス停の利用を廃止することにしたものでございます。  なお、豊鉄バス田口新城線と四谷千枚田新城線につきましては、引き続き八束穂バス停を使用していく予定でございます。  以上です。 83: ◯鈴木達雄議長 山口洋一議員。 84: ◯山口洋一議員 確認をさせていただきましたので、特に3点目の八束穂のバス停については、そういった事象の中でそこは利用しないということでありました。これ、ちょっと気になったのが、今、前後してあれなんですが、八束穂の場合は括弧書きで豊鉄としてありますので、多分うちと豊鉄さんが共同で使うバス停かなと思いましたので、特にその辺については、あと田口線であるとか、四谷千枚田線はそのまま利用ということであるので、諸般の状況からこれは理解をさせていただきました。  そこで、実は条例変更でありますので、ここに変更前、変更後という総務消防委員会に提示された資料を見させてもらいますと、若干条例変更の内容とは違う部分がありまして、変更理由としては、道の駅もっくる新城内に高速バス山の湊号及びジェイアールバス関東株式会社の高速バス路線の停留所が新設されることに伴って、地域の住民及び観光客の利便性、そして新城の魅力的な観光プランの造成を図るためとなっておりますが、条例変更の内容では、バス停云々しかうたっておりませんし、そのことを含めて改めて新城総合公園の前、そして名称が変わるわけでありますが、もっくる新城(正面)というバス停が使われるということでありますが、そこを包含しているのか、特に条例変更の中では料金体系、バス停の数が1か所ふえますよということ、減ってふえるわけでありますが。  そして、料金体系しか書いてありませんが、この変更理由が若干委員会に出された資料と条例変更の資料と乖離している部分があるわけでありますが、なぜそれが、同じような変更理由として提示ができなかったのか、ちょっとなぜそんなことを聞くのかと思われると思いますが、その辺が明確な回答として感知することができませんでしたので、差支えなければお願いしたいと思います。 85: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 86: ◯建部圭一総務部長 今、山口議員がおっしゃったこと、総務消防委員会の報告のところで説明させていただいたときには、理由を細かく説明をさせていただきました。  この議案になる条例改正の下の理由というところは、今までずっとこういう形でやらせていただいてたんですが、理由を細かく書き足しますと長くなってしまうということもあって、言葉足らずであったかも分かりませんが趣旨としては湯谷温泉もっくる新城線、総合公園の東側にもバス停をつくることもありますし、八束穂バス停を利用しなくなることもありますし、もっくる新城内にバス停ができること、それらも全て内容としては関連をしておりますので、ちょっと理由は言葉足らずだったことはお許しをいただきたいと思います。 87: ◯鈴木達雄議長 山口洋一議員。 88: ◯山口洋一議員 そういったことであったということでありますので、今、総務部長から答弁いただきました中で、新城総合公園(東側)というバス停が多分ここで今までのところから1か所、八束穂がなくなってここがふえるという形の中でありますので。  ここでお伺いするんですが、新城総合公園(東側)というのは、どのところで停まるのか、我々一般的に考えますと、大海の信号を直進して、民宿さんのある反対側がちょうど総合公園の入り口でありますので、そこになるのかなと思いますが、そうすると一度バスがあそこまで、要するに大海の奥まで入り込んで、また同じ道路を通るのか、コンタクを通りますので、同じ道路を戻ってこないとまたいけないということですが、その点はどこなんでしょうか。 89: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 90: ◯建部圭一総務部長 総合公園の東側に信号機があると思いますが、そこを左折して入って、管理事務所を超えてもうちょっと奥に駐車場があるんですが、そこを奥側から入って、駐車場の中にバスを止めて、手前側の駐車場の出口から出ていくということで、ちょうどフォレストアドベンチャーが今、あるかと思いますが、その向かい側の辺りがバス停になります。 91: ◯鈴木達雄議長 山口洋一議員。 92: ◯山口洋一議員 条例の変更をされる、これはあれですが、それと合わせて、11月1日からでありますので、特に今回ジェイアール関東さんのバスがもっくるへ入ってきます。そして、山の湊号も恐らくそこへ一度立ち寄るかどうか分かりませんが、また入ったとする。そして、うちのSバスが入るというときに、やはり観光云々、地域住民のためということならば、例えば東京のほうからジェイアール関東さんを利用してもっくるから「新城市に長篠城、昔の古戦場があるよね、有名な鳳来寺山という山もあるよね、じゃあそこからバスが出てる、行こうね」というときに、ジェイアール関東さんの時刻表とうちのもっくるを出るときの時刻表を、やっぱり調整する中でいかないと、そこで3時間も待っているのでは何もなりませんので、そこら辺だけは、条例変更とは別なんですが、うまくリンクできるような体制、整備をしていただきたいと思います。 93: ◯鈴木達雄議長 山口洋一議員の質疑が終わりました。  2番目の質疑者、丸山隆弘議員。 94: ◯丸山隆弘議員 再確認するために、改めて今、山口議員の質疑と重なる部分があるかも分かりませんが、4点お尋ねをいたします。  まず、1点目であります。新設される停留所が2か所、それから廃止される停留所1か所となっておりますが変更理由について改めてお伺いをいたします。
     2点目であります。変更されることによるメリットやデメリット、どういうところの影響があるのかどうか、確認をさせていただきます。  3点目に入ります。豊鉄のバス、田口新城線、先ほど少し触れられておられましたが、田口新城線及びSバス湯谷温泉もっくる新城線との接続停留所について、改めて確認をしたいと思います。お願いします。  4点目であります。変更されることによりまして、今度は運賃体制でありますが、ゾーン制の運賃及び料金体系、これについても確認をしたいと思います。  以上、4点、お願いします。 95: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 96: ◯建部圭一総務部長 それでは、4点御質疑いただきましたので、順次お答え申し上げます。  まず、1点目の新設される停留所2か所、廃止される停留所1か所の変更の理由でございます。  新設するバス停のうち、もっくる新城(正面)バス停は、同じ位置に高速乗合バス山の湊号のバス停も新設いたしますので、利用者の待ち時間の快適性や乗り継ぎの利便性向上を図るために設置するものでございます。  また、新城総合公園(東側)というバス停は、県営新城総合公園を利用していただくことができるように設置をするものであります。  一方、廃止する八束穂バス停につきましては、これまで道の駅もっくる新城の最寄りバス停として利用されておりましたが、本年10月1日からもっくる新城内にバス停を新設する予定であることから、湯谷温泉もっくる新城線のバス停としての利用を廃止するというものでございます。  なお、豊鉄バスの田口新城線と四谷千枚田新城線は、今後も引き続き八束穂バス停を使用することになります。  続いて、2点目、変更されることによるメリットデメリットでございますが、バス停の変更によるメリットといたしましては、トイレ、屋根、ベンチなどのバスの待合設備が整った道の駅もっくる新城内で高速バスとの乗り継ぎが可能になること、それから、公共交通を利用して県営新城総合公園での散策や体験型のアミューズメントを楽しむことができるようになることなどが挙げられます。これによりまして、観光客の方はもちろんでありますが、子育て世代、若者、シニアといった幅広い年齢層の方々に御利用いただけるものと考えております。  一方、バス停の変更によるデメリットにつきましては、県営新城総合公園へ乗り入れをする分、湯谷温泉もっくる新城線全体の運行距離が3.3キロメートル長くなります。その関係で、路線全体の運行時間が長くなってしまうということが挙げられます。  3点目、豊鉄バスの田口新城線とSバス湯谷温泉もっくる新城線との接続停留所につきましては、鳳来地区内の各路線及びJR飯田線との結節点となっております本長篠駅前バス停において接続できるよう設定をしております。  最後、4点目です。変更されることによるゾーン制運賃、料金体系ということでございますが、昨年の9月定例会でお認めいただきました条例改正の内容と、ゾーン制運賃、料金体系については基本的に変わりがございません。新城地区と鳳来地区をまたいで利用された場合は400円、同一地区内のみで利用された場合は200円としております。ただし、鳳来地区内のみ利用された場合でも鳳来寺山山頂バス停まで行く場合には、湯谷温泉駅南バス停と鳳来寺山山頂バス停の区間を除いて400円という料金になっております。  以上でございます。 97: ◯鈴木達雄議長 丸山隆弘議員。 98: ◯丸山隆弘議員 ちょっと部分的に分からないところもまだあるんですけれども、まず新たに新設される2か所と廃止される1か所については理解できましたけれども、先ほども繰り返して申し訳ないですけれども、豊鉄バスの田口新城線の関係、これについては八束穂停留所は存続されて利用をしていただけるということでありますので、これは心配しておりました。これ、廃止されてしまうという形になっておったものですから、これはあくまでSバスに対する廃止ということで理解しました。  それから、あとメリットデメリットの部分で、もう少しデメリットの部分というのが掘り下げると出てこないかなという気が、私しております。これまでの一般質問の中でも少し触れられたりしておりましたが、連結がうまくスムーズに、時間割だとかその辺のところでかなり今後検討が必要だなと、いろいろ皆さんの質疑等聞いておりますと、私、感じました。  その辺のところを、これはやはりスタートする前までに何らかの形で調整ができるものかどうか、それを確認したいと思います。 99: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 100: ◯建部圭一総務部長 今回バス停を新設する、特に新城総合公園(東側)のバス停でございますが、ここを訪れる方というのは今まで、ほぼほぼ自家用車で訪れる方ばかりでありました。その中で、総合公園を訪れる方というのが令和2年度でいきますと年間で23万9千人ほど訪れてみえます。一月当たりでいきますと、2万人弱の方が訪れておりますので、そういった方々が少しでも公共交通を使って総合公園を散策していただくなり、楽しんでいただくということで、本当はもっと新城市内にあるいろいろな観光地、名所等回っていただけるのが理想なんすけれども、まずは大自然を楽しんでいただくというか、総合公園は世代を問わず楽しめるスポットだと考えておりますので、そこに何とかバス路線を通して、観光客の方を呼び込んでいきたいということをまず今回は優先いたしましたので、議員おっしゃるような課題はまだ正直あるとは思っておりますが、まずはここの路線を開設して、運行して、その中でまた課題等が出てくれば対応してまいりたいと思っております。 101: ◯鈴木達雄議長 丸山隆弘議員。 102: ◯丸山隆弘議員 今、23万9千人という総合公園の利用される方がお見えになるということでありますけれども、フォレストアドベンチャーそのものに対しても、年間その1割ぐらいは利用されている、1万7千人ほどということで、私、記憶の中でいかんですけれども、聞いております。かなりの大きな金額が利用するには少し割高な施設ではありますが、それにもかかわらずかなり大勢が来ているということは、利用者も当然やはり注目される施設であるという位置付けをされていると思うんですね。  そういう観点も入れながら、昨日たまたま私、議会が終わって帰るときにちょうど道の駅のところにバスが停まっておりました。ちょうど案内場のところに停まっておりました。何だろうなと思って急遽入って、見ておりましたら、進入するための練習をしておりました。これは高速バスでありました。名古屋行の高速バスであります。これが何回も何回もぐるぐる回っている中で感じたのは、足湯の辺りにフェンスがありました。足湯の辺りのところへ多分停車して、そこで乗ったり下りたりという形になるのかなと。  それで、先ほどの午前中の一般質問の中にもありましたが2台連結できるだろうという想定がありましたが、そうなると、この進入するに当たってかなり障害、また接続する部分としてこの質問通告にもありますが、接続停留所に関しても、もう少し考えないと大変危険な道の駅の停留所になるのではないかなと想定しております。  昨日、たまたま夕方でありましたので5時過ぎたものですから、お客さんはかなり空きの状態の駐車場になっておりましたのでまだいいんですが、あそこが市道側、県道側というんですか、そちらの部分になると非常に行き来が一時はひどくなります。大変これ危険な接続点にならないかなと思って、これは本当に心配しております。  そういう思いの中で、今回この質疑の中でもメリットデメリットの部分についても、かなり疑念を称するという、もう少しこれ研究をしっかりと的を絞って打ち出していかないといけないのではないかなというのが私の率直な意見でありますが、このあたりのところについてはどうでしょうか、昨日はたまたま練習しているところを私は直面しましたので、ひとつお願いします。 103: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 104: ◯建部圭一総務部長 公共交通バスでございますので、安全運行というものが最優先ということは十分理解しているつもりでございます。  湯谷温泉もっくる新城線に限って申し上げますと、いわゆるもっくる新城交通結節点として位置付けてはおりますが、湯谷温泉もっくる新城線とほかの公共交通との接続という面でいきますと、現状の運行ダイヤでいきますと本長篠駅前でJR飯田線とか、あと田口新城線との接続が一応スムーズにできるようなダイヤもしておりますので、余りもっくる新城だけに集中しないような工夫もしておるところでございます。  安全対策、やはり一番心配されるところで、議員も今おっしゃいましたけれども、これについては、今まで警察ですとか、事業者と何度も何度も現場に行って打ち合せをして、問題があればその都度ここをこうしたほうがいいということで改良を加えながら検討してまいりましたので、完璧ではないかも分かりませんが安全対策については十分配慮してやっているつもりでございますので御理解いただければと思います。 105: ◯鈴木達雄議長 丸山隆弘議員。 106: ◯丸山隆弘議員 もう1点、確認をさせていただきます。  総務消防のほうへこういう資料が配られたようでありますが、この路線図でありますけれども、Sバス湯谷温泉もっくる新城線の関係でこの中ずっと見ますと、先ほど山口議員の質疑の中でも少し触れられておりましたが、括弧して豊鉄バス停留所、そしてもっくる新城南の停留所ですね。これどういうことなのかなと、ずっとこの赤線の路線を追っていくと、豊鉄バス停留所、鳳来中部小学校ってこういうところもあるんですけれども、これは何でこうやって分けておられるのか。Sバスも当然兼ねてみえるのか、どういう表示で解釈したらよろしいんですか、これ。 107: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 108: ◯建部圭一総務部長 今、路線図を見られてお話をされたかと思いますけども、括弧書きで豊鉄バス停留所と書いてあるもっくる新城南ですね、これはSバスのもっくる新城南の停留所でもありますし、山の湊号のバス停、これは豊鉄バスが運行しておりますので、そういう意味。それから、湯谷温泉もっくる新城線、これはSバスですので、両方のバス停を兼ねている場合には豊鉄バス停留所というのが括弧書きで書いてあると御理解いただければと思います。 109: ◯丸山隆弘議員 鳳来中部小学校。 110: ◯鈴木達雄議長 建部総務部長。 111: ◯建部圭一総務部長 失礼しました。鳳来中部小学校は、田口新城線、四谷千枚田新城線の豊鉄バスが運行しているバス停ともなっておりますので、そういう表記がしてあるということでございます。 112: ◯鈴木達雄議長 丸山隆弘議員の質疑が終わりました。  以上で、通告による質疑が終わりました。  質疑を終了します。  第89号議案は、総務消防委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第4 第90号議案 新城市コミュニティ・ビジネス推進基金の設置及び管理に関する条例の制定を議題とします。  これより質疑に入ります。  通告がありますので、順次発言を許可します。  最初の質疑者、浅尾洋平議員。 113: ◯浅尾洋平議員 それでは、通告に従いまして質疑をさせてもらいます。  2点ございます。  1点目、この議案の内容、特にコミュニティ・ビジネスとは何かということを伺いたいと思います。  2点目、積立ての項目で第2条にあります基金として積み立てる額は、毎会計年度の一般会計歳入歳出予算で定める額とすると書いてありますが、積み立てる金額、また内訳根拠は決まっているのかどうか伺います。 114: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 115: ◯西村仁志企画部長 新城市コミュニティ・ビジネス推進基金の設置及び管理に関する条例について、今御質疑をいただきましたので順次お答えをさせていただきます。  まず、この議案の内容を伺う、特にコミュニティ・ビジネスとは何かということでございますが、新城市コミュニティ・ビジネス推進基金の設置及び管理に関する条例の内容については、しんしろ創造会議から答申のありました人生100年時代の地域創生戦略に基づく相互扶助の仕組みづくりの一つとして、コミュニティ・ビジネスに賛同する市民などから幅広く資金の提供を求めるため、生活課題に取り組むコミュニティ・ビジネスへの資金応援を目的とする基金を設立するものでございます。  基金の原資はふるさと納税で、寄附の使途の項目にコミュニティ・ビジネスを推進するための事業の項目を追加し、寄附を募ります。  また、基金はめざせ明日のまちづくり事業補助金のコミュニティ・ビジネス枠の財源として、令和5年度から取崩しを予定しているところでございます。  これまで、めざせ明日のまちづくり事業補助金の財源は、全額みんなのまちづくり基金を充当しておりますけれども、その一部をこの基金で賄っていきたいと考えております。  コミュニティ・ビジネスとは、市民が主体となって地域が抱える課題を、ビジネスの手法により解決する事業の総称でございます。これは、現在運用しておりますめざせ明日のまちづくり事業補助金交付要綱、ここに用語の定義コミュニティ・ビジネスとありますけれども、そうしたところにも記してあることでございます。高齢者支援、育児支援、教育支援のほか、観光・農業・商店街活性化・環境・地域安全活動など、多岐にわたる取り組みが全国で展開をされております。  本市におきましても、平成28年度からめざせ明日のまちづくり事業補助金にコミュニティ・ビジネス立上げ事業ということを追加いたしまして、当該補助金を活用した地域食堂であったり、観光地の活性化事業、コミュニティカフェ、配食サービス事業などが行われているところでございます。  続きまして、積み立てる金額と内訳根拠という点でございますが、積み立てる金額につきましては、補正予算(第6号)に計上させていただいておりますとおり、今年度は10月以降の半年分で100万円、来年度以降は年間200万円を見込んでおります。  内訳根拠について御説明いたしますと、補正予算案の概要、9ページにありますとおり、ふるさと納税寄附の使途にコミュニティ・ビジネスを推進するための事業を、先ほど御説明しましたように追加し、これを過去3年間で見ますと、寄附金額が最も少ない項目が年間で約70万円ということですので、仮にそれと同程度と見込ませていただきまして、例年下期の寄附金額は年間の寄附金額のおおむね3分の2を占めていることから約40万円、また、市にお任せという項目に寄附された金額につきましては、他の項目と同じように按分をしております。  現在、市へお任せの項目への寄附金額は昨年度とほぼ同額でありますので、年間約800万円を見込んでおります。例年下半期の寄附金額が年間の寄附金額の約3分の2、先ほど申し上げましたが、約500万円。これを按分しまして約60万円ということで、今年度は100万円という形での算出根拠になっております。  ですので、今お話しましたように、令和4年度以降につきましては、現時点においてコミュニティ・ビジネスを推進するための事業に年間約70万円、市にお任せの按分率変更により約130万円の200万円という根拠で算出しておるところでございます。  以上です。 116: ◯鈴木達雄議長 浅尾洋平議員。 117: ◯浅尾洋平議員 分かりました。  1、2合わせてお聞きいたします。コミュニティ・ビジネスに基金を積み立てるよという条例になるんですが、これ以前にもこの平成28年からコミュニティ・ビジネスを市でもやっていて、地域の活性化事業ということでおしゃべりカフェだとか、地域の食事というかというものもやっているよということなんですが。  何が言いたいかというと、まだちょっと自分の中でコミュニティ・ビジネスというイメージが湧かないもんですから、もっと具体的にどういったものなのかというのを教えてもらいたいなと思うんですが、例えばそういった以前やっているこの平成28年度のコミュニティ・ビジネスのおしゃべりカフェとかそういったものも今回新しい条例改正によってそこもリンクして、それらも対象になるという考えなのか。そこら辺どうか伺いたいと思います。 118: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 119: ◯西村仁志企画部長 今、浅尾議員の御質疑の内容について確認をしたいのですが、浅尾議員が言われたのは、平成28年にもう既にやっている人も対象になるのか、そうした事業も対象になるのか、どちらの意味合いで。 120: ◯鈴木達雄議長 反問権を使ってください。  浅尾洋平議員。 121: ◯浅尾洋平議員 そうです、過去にやられていると思いますので、それらが今回新しくなっても適用になるのかどうかというのが1点と、それとは全く別にまた新たな状況のものを対象にしているのかというのが知りたいのと、具体的に、コミュニティ・ビジネスというのはこういうものだよというような何かイメージ、そういったものをもう少し聞きたいなと思って再質疑したんですが、どうでしょうか。 122: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 123: ◯西村仁志企画部長 すみません。なかなかかみ合った答弁ができないかもしれませんけど申し訳ありません。  基本的に、今まで事業として申請をしていただいた方は既にもうそこで原資となるものをいただいて運用されているということでありますので、そちらは御遠慮いただくと。  ただ、その事業の中で、例えば仮に地域食堂をやられている。新たに今度配食サービスもしようとかそういうような働きになった場合、それは考えていかなくてはいけないだろうなと思っています。  ですので、コミュニティ・ビジネスという概念はどういう概念なのというお話ですが、例えば、地域自治区において、それぞれ地域の課題が出てきております。それで、例えば老人単独世帯ですとか、そうしたおひとり暮らしの老人の方が家の中に閉じこもってなかなか外に出ないよ、そういうことを解決していこう、社会性の高い事業としてそれを、例えばコミュニティーカフェとしてここに来れば同世代の人だとか地域の人がいるから、朝にコーヒー飲みに来たりだとかそういうことをして、地域に住んでいるという意識をもう一度思い出してもらうというかそうした意識を持ってもらうための事業、そのような事業のことをコミュニティ・ビジネスと、一例ですけども、そういうふうに捉えております。 124: ◯鈴木達雄議長 浅尾洋平議員。 125: ◯浅尾洋平議員 どうもありがとうございました。そういった形のイメージなのかなと思っております。  そこで、そういう形であると、例えば飲食店、お年寄りのひとり暮らしの方を外へモーニングでも食べていただければということで立ち上げたとした場合は、ほかの飲食店もあるかとは思うんですが、そういった中でこれを利用するときに競合してしまうのではないかなとも思ったりもして心配なんですけど、そこでこれをコミュニティ・ビジネスの立上げということで、補助金をもらいながら立上げを行い、さらにそういったもうけとか利益の追及のお店になったとしても、それは別にここのコミュニティ・ビジネスの条件に合えば適用だよというようなイメージでいいんでしょうか、伺いたいと思います。 126: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 127: ◯西村仁志企画部長 そもそも、このコミュニティ・ビジネスというのは、先ほども御説明をさせていただきましたけども、しんしろ創造会議において人生100年時代の創生戦略という中で、稼ぐ力、それと支え合う力という基本理念の中で、お互いに支え合って地域に暮らしていこうという部分がありますよね。そうした部分において、ある年齢を超えてしまうともうその方は、表現が悪いのでいけないんですけど、リタイアした人なんだよという形ではなくて地域でいつまでも地域の一員として輝いて働いてもらう、そうした今までのノウハウを生かしてもらうということをベースにしながら、こうしたビジネスにつなげていってもらう、それを地域の課題解決につなげていってもらうというのがこの趣旨でございます。  ですので、そうしたところで利益を得たものであれば、恐らく次の課題解決に向かうような意識が働くものだと思いますし、そこで今言っているコミュニティ・ビジネスの原資になるところが、ふるさと納税のそれを使わせていただくということになりますと、やはり志のある資金ですので、そうしたことを踏まえた活動になっていくんだろうなという理解をしております。 128: ◯鈴木達雄議長 浅尾洋平議員。 129: ◯浅尾洋平議員 分かりました。利益を出しても使えるよということで、プラス地域の課題解決のためにというような文言があるのかなとは思ったりはしますけど。現実問題、ちょっとそこら辺の線引きが難しいのかなと思いますけど、そういう趣旨だよということで理解をいたしました。  今の、先ほど部長の答弁だと、リタイアした方、人生100年ということで人生長いから、いつまででもいきいき活躍できるまちをということで理解をいたしますが、ここで資料をもらったときに構成員に条件があるかと思うんですが、こちらの条件はどういうことなのか伺いたいと思います。 130: ◯鈴木達雄議長 反問権、許可します。  西村企画部長。 131: ◯西村仁志企画部長 今、御覧になっている資料というのはどの資料を御覧になられていますか。お願いいたします。 132: ◯鈴木達雄議長 浅尾洋平議員。 133: ◯浅尾洋平議員 新城市めざせ明日のまちづくりの事業補助金交付金要綱で、昨日いただいた資料なんですが、2ページになるのかな、補助率等の第6条の示された表があるんですが、そこのところであります。 134: ◯鈴木達雄議長 条例、補助金の関係が違いますけど、関連ということで。  西村企画部長。 135: ◯西村仁志企画部長 すみません。分かりにくくて申し訳なかったんですが、そのめざせ明日のまちづくり事業の交付要綱について、なぜそれを資料としてお渡しをさせていただいたかという部分については、恐らくコミュニティ・ビジネスというものは何だろうという質疑に対しまして、定義の分かる資料ということでその定義の第2条の(4)で分かるようにということでお渡しをしたものでございます。  あくまでもこれは現状のめざせ明日のまちづくり事業交付金についての交付要綱ということでございます。 136: ◯鈴木達雄議長 浅尾洋平議員。 137: ◯浅尾洋平議員 すみません。この資料は、この第90号議案の資料をお示しくださいという資料要求をしたときに、当局からいただいたこの資料ですので、議案に逸脱してというようなことにはならないと思いますのでお聞きするんですが。
     ここにコミュニティ・ビジネス立上げ事業で、構成員として16歳以上の市民2人以上で構成し、次の要件のいずれかに該当する事業であること。1、若者が半数以上の団体、2、女性が半数以上の団体ということで、これは今回の条例のコミュニティ・ビジネスとは違う、また同じなのか、そこら辺が分からなかったので伺いたいと思いますがどうでしょうか。 138: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 139: ◯西村仁志企画部長 現在、先ほども言いましたように、この資料を付けさせていただいたのはコミュニティ・ビジネスという定義が分からないので教えていただきたいということでこれを付けさせていただいて、こういう定義ですというのが、現行としてこれもやっていますよという中で、これが代わってはいけません、代わらない意味合いでいきますよということでこれは付けさせていただいた資料ですので、それをまず御理解いただきたいということと、現在若者が半数以上、女性半数以上という条件がありますけれども、今後は高齢者も対象としていきますので、ここのあたりはあと1年施行までにありますので、最終的に詰めていくという形になります。 140: ◯鈴木達雄議長 今回の条例の内容に基づいて質疑お願いします。  浅尾洋平議員。 141: ◯浅尾洋平議員 資料提供での、今回の条例の中での要綱についてお聞きしてますので。  では、部長の話では、これは現行のコミュニティ・ビジネスの立上げの資料であって、今後この条例が可決して進めていくようになったら、要綱は変わっていくよというイメージでいいんでしょうか、伺います。 142: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 143: ◯西村仁志企画部長 そのとおりです。 144: ◯鈴木達雄議長 浅尾洋平議員の質疑が終わりました。  2番目の質疑者、澤田恵子議員。 145: ◯澤田恵子議員 それでは、続きまして(1)からお伺いします。  (1)新城市コミュニティ・ビジネス推進基金設置及び管理について。  なぜ単独の基金の設置を行うか、以下内容を伺います。  ア、新城市めざせ明日のまちづくり事業補助金では駄目なのか。  イ、基金の運用指針は。  ウ、基金の目標金額は定めているのか。  エ、ふるさと納税を原資とするとあるが、この基金に充てられる運用状況か。  (2)コミュニティ・ビジネス推進とあるが、市の協力体制について。  意欲ある市民が事業を立ち上げ、市の活性化につながっていくことは大変意義のあることと考え、以下伺う。  ア、対応する市の担当部署や人員などは決めてあるのか。  イ、事業の立上げに専門的な立場でのアドバイスや中途の検証ができる人員の確保はされているか。  以上、伺います。 146: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 147: ◯西村仁志企画部長 アとイにつきましては関連がありますので、合わせて御説明いたします。  浅尾議員の答弁の中でも御説明いたしましたけれども、この条例の制定につきましては、ベースになっているのが先ほど来お話しておりますしんしろ創造会議の答申書、人生100年時代の地域創生戦略というところから来ております。  よって、新城市めざせ明日のまちづくり事業補助金のコミュニティ・ビジネスに関する事業の財源を確保するためのものであります。  基金の目標金額は定めているのかということですが、こちらも浅尾議員の答弁の中で御説明をいたしましたけれども、基金の目標金額、先ほどこういう形で予算要求してありますよという部分をそのままお話しますと、令和3年度に100万円、令和4年度以降200万円という形で見込んでおります。令和5年度から取崩しの段階で300万円を目標としておるところでございます。ただ、途中でもし多額の寄附金が入るような形であれば、合わせて積み上げていくという形になっております。  そして、ふるさと納税を原資とするとあるが、この基金に充てられる運用状況かということですが、ふるさと納税の運用状況については、こちらも浅尾議員の答弁の中で御説明をしましたが、現時点では基金に充てられると判断をしております。  続いて(2)ということで、コミュニティ・ビジネス推進とあるが、市の協力体制についてということですが、対応する市の担当部署や人員は決めてあるかということについては、新城市めざせ明日のまちづくり事業補助金のコミュニティ・ビジネスに関する事業として行ってまいりますので、これまで同様まちづくり推進課の市民協働係において対応させていただく予定でございます。  事業の立上げに専門的な立場でのアドバイスや中途の検証ができる人員の確保はされているのかということですが、専門的な立場でのアドバイスや中途の検証を行う人員につきましては、平成28年度から新城市めざせ明日のまちづくり事業補助金にコミュニティ・ビジネスに関する事業が追加され、新城市めざせ明日のまちづくり事業補助金の審査委員会に新城市金融協会の方も加わっておるところでございます。審査委員会の方々と事業期間中の現地視察やヒアリングを行うなど、中途の検証体制の強化を図ってまいりたいと考えているところです。  以上です。 148: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員。 149: ◯澤田恵子議員 それでは、分からないところだけ再質疑させていただきます。  先ほど浅尾議員が聞かれていました新城市めざせ明日のまちづくり事業補助金、これは移行するという形で理解すればいいわけですね。 150: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 151: ◯西村仁志企画部長 今、澤田議員がおっしゃるとおりでございます。 152: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員。 153: ◯澤田恵子議員 では、次に行きます。  基金の運用についてですけれども、令和3年度が100万円、令和4年度に200万円、そして令和5年度から開始をするということで、内容については先ほどめざせ明日のまちづくりの補助金と同じように内容は補助金の初年度はこの10分の9、それから令和2年度から3分の2、これは同じ内容、それから、限度額は100万円、これは同じ内容でしょうか。 154: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 155: ◯西村仁志企画部長 先ほど、今1個前の質疑で私、「はい」と言ってしまいましたけど、改正という形で理解をお願いいたします。  今、内容については先ほど浅尾議員にお話をしましたように、今、令和5年度からそうした形で事業を推進していきますので、それに向けて対象となる方、対象とする事業、それと補助率等々今、最終的な詰めの段階に入っております。  先ほど言いましたように、今、審査委員会もございますので、そうした方々の意見も伺いながら最終的に決めていきたいと思っております。 156: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員。 157: ◯澤田恵子議員 分かりました。この辺のめざせ明日のまちづくりとの兼ね合いというのがよく分からなかったので。今回は、改正をして補助金だとか、それから構成人数だとか、この辺のことを再度決めていくということで理解してよかったですね。 158: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 159: ◯西村仁志企画部長 一番大きなところは、先ほど来申し上げておりますように、その基金を醸成して、先ほど来言っておりますけども、支え合う力、要はいろいろな事業に対して参加する方法っていろいろあると思うんです。実際に課題に対して行動をして、それを解決しようという市民の方もお見えになりますし、新城市に関係する人が、僕は現場に行けないけれどもコミュニティ・ビジネスで地域がよくなるのであれば、出資しようという方もお見えになるかと思います。  そうした方の志をいただいた基金を醸成するということがまず第1点、今度はそれに携わる方に、今までは若者と女性という形だったんですが、そこにそうした方たちも対象として加えさせていただいて、いろいろな形で地域の課題に取り組んでいただけるような環境を整えていくということが主眼でございます。 160: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員。 161: ◯澤田恵子議員 それでは、(1)は理解をさせていただきました。  (2)の疑問点を再質疑させていただきます。  平成28年度からめざせ明日のまちづくり事業というのが始められて、そこでいろいろな事業が立ち上がったと思うんですけれども、アドバイスもさせてもらったりとかという形で今に至っていると思うんですけれども、立ち上げたビジネスの今の現状というのはどのような状況なんでしょうか。 162: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 163: ◯西村仁志企画部長 一番最初に浅尾議員にもお話をさせていただいておりますが、この事業補助金を使って実施した事業として、地域食堂であったり、観光地の活性化事業であったり、コミュニティーカフェであったり、配食サービス事業が挙げられております。  あとは、直近でいきますととある地域で食材、この地域には余りなじみのないものを使って、それを栽培することによって地域の活性化ができないかというところを地域活動交付金を使ってまず最初に行い、それから、こうしためざまちのほうに移行されている団体も存在をしているところでございます。 164: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員。 165: ◯澤田恵子議員 私の言い方が悪かったかもしれませんけども、そういった立ち上げた事業が今、どういった形になっているのか、ちゃんと成功してやっているのかどうか。もしも、途中でやめてしまったのであればどういうことが原因なのかということを知りたかったんですけれども、今の状況というのは。 166: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 167: ◯西村仁志企画部長 すみません。全てが私、把握をしておりませんけれども、例えば、観光地の活性化事業については、今コロナ禍でありますので、そうした部分から回数はかなり少なくなっているのではないかなと、これは私の記憶に間違いがなければ、観光地でお店も閉まってしまったものですから、そうしたところで地域ならではの商品を作って販売をしたりとか、そうした形でのおもてなしをしている団体があったりですとか、配食サービス事業、そちらは実際に地域の方に利用されているということは確認はしております。  すみません、全部がどうという形では、申し訳ございません、手元に資料がありませんので。 168: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員。 169: ◯澤田恵子議員 最後になります。  今回、これで新しくコミュニティ・ビジネスを推進していくという形をとるかと思うんですけれども、やはり今までの現状、どういった形になってきたのか、その検証、そういったものを置いて、次に同じようなことをやるというのはなかなか、その検証ができずに進めることは心配だったものですからその辺のことをお聞きしたんですけど、また改めて後日お伺いしたいと思いますのでお願いいたします。 170: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員の質疑が終わりました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  ここで、換気のため休憩をいたします。再開を2時10分といたします。    休 憩  午後2時01分    再 開  午後2時10分 171: ◯鈴木達雄議長 休憩前に引き続き、会議を続けます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  第90号議案の質疑を続けます。  3番目の質疑者、丸山隆弘議員。 172: ◯丸山隆弘議員 繰返しになってしまうかも分かりませんが、整理の上で改めてお伺いをいたします。  この本条例に際しまして、まず1番目であります。条例の制定経過についてお伺いをいたします。  2点目であります。条例制定の目的、理由についてお尋ねをします。 173: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 174: ◯西村仁志企画部長 繰返しになってしまうかもしれませんが、お許しください。  条例の制定経過についてでございますが、本市の65歳以上の人口割合が全国平均及び愛知県平均を大きく上回っていること、またその65歳以上の高齢者がいる世帯が全体の半数以上を占めていること、そのうち高齢者夫婦世帯が全体の2割、ひとり暮らし高齢者世帯が全体の1割を占めていること、そして、今後これらの割合がさらに高くなっていくことが予想されていることを踏まえまして、平成30年10月16日にしんしろ創造会議に人生100年時代の豊かな暮らしづくりに挑戦するため、若者に負担をかけない長寿社会の構築について諮問をいたしました。  そして、令和2年3月2日に明るい長寿社会の構築を目標に掲げた人生100年時代の地域創生戦略として答申をいただいたところでございます。  この答申書は、今後、人口減少、少子高齢化の進展に伴い生じる様々な社会的課題に対応し、高齢者のみならず、若者を含めた全ての世代が充実した人生を送ることのできる環境をつくることが重要であること、また、社会を支える全員参加型社会の実現が求められる中、65歳以上の高齢者の多くは、就業・地域活動など何らかの形で社会との関わりを持っておられます。  高齢者を支える発想だけでなく、意欲ある高齢者の能力発揮を可能とする社会環境を整える必要があることを視点にまとめられておりまして、平均寿命と健康寿命の差を縮減させる健康づくり、人々の暮らしを孤立・無縁化させない相互扶助の仕組みづくり、働き続けたい高齢者が働き続けられる高齢者の所得機会の拡大を具体的施策の3本柱としているところです。  その中で、相互扶助の仕組みづくりに、地域が求めている事業を具現化し、地域内の相互扶助や地域に稼ぎ出す力を生み育てるため、高齢者世代も扶助の担い手として参加できるコミュニティ・ビジネスを推進することが挙げられております。  そして、コミュニティ・ビジネスを推進するための資金支援については、過度な公的資金に頼らない仕組みとして、当該ビジネスに賛同する市民の方々から幅広く資金の提供を求める形での基金設立が掲げられているところでございます。  庁内において、市民等から幅広く資金の提供を求める手法を検討し、ふるさと納税を原資とする基金設立に至ったという経過でございます。  続いて、2つ目、条例制定の目的、理由につきましては、先ほどの経過の中でも触れさせていただきましたが、過度な公的資金に頼らない資金支援の仕組みをつくることで、生活課題の解決に向けた持続可能な活動を促進するため、条例を制定するものでございます。  以上です。 175: ◯鈴木達雄議長 丸山隆弘議員。 176: ◯丸山隆弘議員 頭の中、少し整理できましたが、なぜこの創造会議の中でこのような条例制定になったのかというところをまず何となく理解できましたが、ただ事業について、先ほど2人の質疑の中でもありましたが、事業そのものを例えた事例を見ますと、似たような事業もあります、これまで。  その辺が、やはり混在しておりまして、新たにこの基金運用、基金の設立目的も含めて、明確にはっきりとすみ分けができるような、例えば組織の形態だとか、それから後、効果がどういう効果があって、どんな課題が出てくるのかとか、そういうもんだといっても当然一方では抱える問題でもあると思いますので、そのあたりをもう少し明確にしていただければいいのかなと思いますが、改めて確認したいと思います。 177: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 178: ◯西村仁志企画部長 先ほどもお話をさせていただきましたが、現在基金条例を今回、9月定例会に上程をさせていただきましたけれども、それと併せまして、実際にこの基金を令和5年度から取り崩させていただく。それで、実際の事業対象となるものについては、あと1年後に募集をかけていくような事業が対象になっていくということでございます。  現在、大分議論が進んできておりまして、そうしたルールづくりをしっかり今詰めているところでございます。ですので、例えば、社会性の高さであったりだとかそうした基準を何で求めるだろうか、非常に難しい部分も出てくるところもございますので、そうしたところについても、皆さんが納得できるような表現で取り組んでいけるように今、調整を進めているところでございます。 179: ◯鈴木達雄議長 丸山隆弘議員。 180: ◯丸山隆弘議員 例えばで申し訳ないですけれども、昨日も私、一般質問を行う中で猫を中心にしたまちづくり構想というものを打ち立てるその運用のビジネスマッチングができるのではないかなと。そんな思いで先ほどからいろいろ事例を聞いておりましたけれども。  昨日の例として、飛騨市がそれを見事にやり遂げようということでスタートするようであります。こういう趣旨の目的内容、ざっとした内容でよろしいんでしょうかね、そういう理解をして。 181: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 182: ◯西村仁志企画部長 当然それも社会的な問題の一部だとは思いますけれども、そうしたところで今度収入の部分というところがどういうところがあるのかですとか、例えば、それが地域の課題としてほかに救済する手だて、例えば、昨日市民環境部長が話しておりましたけれども、いろいろなこれから手法を考えていくような形で答弁をさせていただきましたが、その1つとして地域活動交付金、地域の方々が地域の課題として捉えて、そうしたことに対して認めていただいている事例もあると聞いておりますが。
     取り組み方によっていろいろな形で理解ができると思いますので、実際に申請が出てきた段階でそれは判断をさせていただくということで、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。 183: ◯鈴木達雄議長 丸山隆弘議員の質疑が終わりました。  以上で、通告による質疑が終わりました。  質疑を終了します。  第90号議案は、総務消防委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第5 第91号議案 新城市住民投票条例の一部改正を議題とします。  これより質疑に入ります。  本議案の質疑については、通告がありませんので、質疑を終了します。  第91号議案は、総務消防委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第6 第92号議案 新城市福祉従事者がやりがいを持って働き続けることができるまちづくり条例の制定を議題とします。  これより質疑に入ります。  通告がありますので、順次発言を許可します。  最初の質疑者、小野田直美議員。 184: ◯小野田直美議員 では、第92号議案 新城市福祉従事者がやりがいを持って働き続けることができるまちづり条例の制定ということで質疑いたします。  1、条例の基となる答申を行った福祉円卓会議では、どのような調査が行われ、どのような課題が表面化したのか。  2、条例の実効性を担保するために、今後特に何が必要になってくるのか。  3、新城市福祉従事者支援施策推進会議の組織及び役割について。  以上、お願いします。 185: ◯鈴木達雄議長 滝川健康福祉部長。 186: ◯滝川昭彦健康福祉部長 1点目の福祉円卓会議の調査及び課題についてですが、福祉円卓会議では、福祉各分野における施設の現状把握と委員間の相互理解を図り、会議での議論を深めることを目的に、市内10施設の視察を行っています。また、市内で福祉サービス等に従事する福祉職の方に対して、働き方や処遇などの労働実態と課題の把握、今後の施策を検討することを目的に、福祉サービス従事者アンケートを実施しました。  視察では、施設・事業所によって、施設基準や職員配置等の決まりが異なり、各施設・事業所の創意工夫を互いに知り合うことで、業務や施設運営に役立つものと認識されました。  また、アンケートでは、福祉職として仕事の継続意向に、自身が社会的に貢献していることや自身の能力を生かせているという実感、目標とする周囲の人の有無が影響しており、福祉職の重要性の周知、研修の機会の充実に加え、事業所同士の横断的な顔の見える関係づくりが必要であること。また、ハラスメント経験の有無、仕事に関する悩みやトラブル等を対処できる環境の有無が離職意向に強く影響していることが窺え、相談体制の強化が必要であること。  そして、離職意向がある人で給料・賃金に不満を感じている人が特に多いが、仕事量の削減や人員の増加も求められている。非正規の女性では、柔軟な働き方の1つとして福祉職が選ばれている傾向もあり、柔軟な働き方ができる職種であることをPRし、人員のさらなる確保につなげることが必要であること。以上が課題として見えてきたことです。  2点目の条例の実効性を担保するためにということですが、条例の実効性を担保するためには、この条例の趣旨や目的を、福祉従事者をはじめ事業者や全市民の皆さんが理解し、協力していただけるように、周知と説明をしっかり行う必要があるものと考えております。  3点目の推進会議についてですが、新城市福祉従事者支援施策推進会議は、第8条に掲げる施策の推進を図るため、福祉従事者、事業者、市民及び市が共同して設置し、意見交換や情報共有、意識共有を図り、様々な課題の解決に向けて柔軟に対応していくこととしております。  以上です。 187: ◯鈴木達雄議長 小野田直美議員。 188: ◯小野田直美議員 では、1から再質疑いたします。  まず、現状把握として施設10か所を回り、そして労働実態を調べるためにアンケート調査をしたというところなんですが、その中で1点、ここのアンケートで出た賃金のことですね。このことにつきましては、条例には入っていないんですが、やはり福祉従事者の方々のために賃金引上げについては、今後国に対して要望等行っていくのかどうか、この点1点伺います。 189: ◯鈴木達雄議長 滝川健康福祉部長。 190: ◯滝川昭彦健康福祉部長 福祉円卓会議の中でも、アンケートの中でそうした賃金のことというのは多くの方が問題に感じておるということで、ただ今回福祉円卓会議が市長に答申するに当たりまして、市ができることは何かということで円卓会議での答申の中では、そうしたことは具体的には出されておりませんけれども、会議としてはやはり市としてそうしたことについて、国や県に働きかけをしてほしいという話はありますので、今後この条例をおつくりいただいて、福祉従事者と事業所と市民と市役所が一緒になってそうした希望を取りまとめて、国や県に要望していくというのは検討していく必要があることだと理解しております。 191: ◯鈴木達雄議長 小野田直美議員。 192: ◯小野田直美議員 しっかりと要望を行っていただきたいと思います。  では、次に2番目と3番目関連していますので、一緒に再質疑したいと思います。  条例の実効性を担保するためにどうしていくのかということなんですが、趣旨、目的を従事者の方、事業者、そして市民の方、またいろいろな方々へ理解していただくためにPRが必要なのではないかということをおっしゃっていました。  今回の福祉円卓会議でも話し合われていまして、今回の条例というのは上程された時点で一番最後に書いてあります推進会議をつくれば何とかなるといった見通しの条例ではないと私は思うんですね。いわゆるもう少し先を見通した条例であると思っております。  というのも、逐条解説付きの条例というものがありまして、そちらのほうには幾つかやるべきことというのが載っておりますので、もうちょっと先を見通した条例上程になっているものだと思っております。  推進会議の件についてお伺いしたいんですが、この推進会議という組織は考えていくところであって実行する部隊ではない、どういった会議としての役割があるのかお伺いしたいと思います。 193: ◯鈴木達雄議長 滝川健康福祉部長。 194: ◯滝川昭彦健康福祉部長 先ほど、3点目の答弁でも申し上げましたように、第8条に掲げる解説のところでは、福祉円卓会議からの提案についても様々な施策について提案していただいております。そうした具体的なものがありますけれども、条例としては概略として掲げ、具体的な事業としては福祉円卓会議で既に御提案いただいておりますので、そうしたものを推進していくことが推進会議の役割になってくると思うんですけれども、それを実際に実施していくに当たっては市役所だけが頑張っても余り意味がありませんし、やっぱり福祉職の皆さんのお考えだとか、事業所の立場だとか、市民の皆さん、皆さんが御理解いただいて進めていく必要があるということで、施策推進会議を設置するように第8条に置いておるわけですけれども。  まずはどういうふうに進めていくかというのを決め、また推進会議の内容については、細かくは規定しておりませんので、今後推進会議の中で考えていくことになりますけれども、例えば、いろいろな部会をつくったりとか実行委員会をつくったりとか、そうしたことで実際の実施においてはそれぞれの関係するところが協力し合って実施していく形になっていくかと思っております。 195: ◯鈴木達雄議長 小野田直美議員。 196: ◯小野田直美議員 自分の中では、ぼんやりとした推進会議なんですが、今お考えの推進会議というのは、例えば、今、実際にある既存の組織で似たような感じのものはあるのかどうか。例えば何とか協会とか、何とか会議とかそういった似たような組織というのは新城市の中にあるのかどうか、あったら教えてください。 197: ◯鈴木達雄議長 滝川健康福祉部長。 198: ◯滝川昭彦健康福祉部長 特に推進会議について、まだ財源がどういうふうにするかとか決まっておりません。いずれにしましても、まずはこの条例に基づいて事業を推進していくために皆で集まって考えていこうという形でおりますので、今のところこれと同じような組織ですというものが見当たるわけではないところであります。 199: ◯鈴木達雄議長 小野田直美議員。 200: ◯小野田直美議員 みんなで集まって考えていこうという、ますますぼんやりしてしまったんですけど。  その中で、例えば、市の役割というのは何でしょう。逐条解説を見させていただくと、「必要となる支援に努める」とあるんですね、この必要となる支援というのは一体どういうことなのか、これを教えてください。 201: ◯鈴木達雄議長 滝川健康福祉部長。 202: ◯滝川昭彦健康福祉部長 幾つかいろいろな具体的な施策も予定されておるわけですけれども、この施策を実施するに当たっては必ずしもみんなのお金だけで済むというものではありませんので、必要な予算があれば予算確保していきますし、事務局として会議招集をまずは案内していくという必要があれば、市がそういう事務局的なことをやるということも想定されますが、そこら辺も含めて市がそれをやることでこうした取り組みがうまくいくかどうかということも皆さんで考える必要もあるのかなとは思っております。 203: ◯鈴木達雄議長 小野田直美議員。 204: ◯小野田直美議員 今のお話ですと、予算確保とか事務局的な役割を市が担っていくだろうというようなお話でした。もちろん、積極的に関わっていただけることだと思います。  この条例は、現状新城市の福祉従事者の方々が一生懸命それこそぎりぎりのところで頑張ってみえる。このままで行ってしまうと本当に大変なことになる、だから、皆で何とかしていこうよというような魂のこもった条例だと私、思っているんですね。  なので、ぜひともこれは、実際に実行して成功させていかなくてはならない、そのために市の役割というのはとても大きなものだと思います。  もう1つ、最後にこれをお聞きしたいんですけど、条例を具体化する施策を行っていく際、例えば、庁内の他部とか、あと教育委員会からの支援はしっかり受けられるような話をされているのかどうか、お願いします。 205: ◯鈴木達雄議長 滝川健康福祉部長。 206: ◯滝川昭彦健康福祉部長 この福祉円卓会議の取り組みを進めていくに当たりましては、各庁内会議にも説明しながら、内容を説明してまいりましたので、実際の事業化を進めていく上でいろいろな部署と連携していくことは前提となっております。 207: ◯鈴木達雄議長 小野田直美議員の質疑が終わりました。  2番目の質疑者、滝川健司議員。 208: ◯滝川健司議員 それでは、同じく第92号議案について、質疑いたします。  条例による福祉従事者がやりがいを持って働き続けることができるまちづくりをどのように担保していくのか。それぞれの関係者が果たすべき責務、役割がどのようにやりがいとなっていくのか。  そもそもやりがいとは何なのか。やりがいとは個々の置かれる環境や状況、考え、思いにより違いがあり、条例や規則、仕組みから生み出されるものか。  抽象的な質問ですが、よろしくお願いします。 209: ◯鈴木達雄議長 滝川健康福祉部長。 210: ◯滝川昭彦健康福祉部長 まず、福祉従事者がやりがいを持って働き続けることができるまちづくりをどのように担保していくかにつきましては、第1条の目的に明記しております。「福祉従事者がやりがいを持って働き続けることができる地域社会を実現するため、福祉従事者の支援に関し、基本理念を定め、福祉従事者、事業者、市民及び市の責務を明らかにするとともに、これらの者の連携その他の基本的な事項を定めることにより、福祉従事者の支援に関する施策を総合的かつ計画的に推進すること」としております。  それぞれの関係者が果たすべき役割とやりがいにつきましては、福祉従事者には、第4条で、福祉従事者相互における人格と個性の尊重、並びに福祉従事者としての資質及び福祉サービスの質の向上を求め、事業者と市民と市には、それぞれ第5条から第7条に、福祉従事者を応援する取り組みを責務として求めております。さらに、第8条ではそれらが相互に連携し、協力して推進施策に取り組むことによって、福祉従事者がやりがいを持って働き続けることができる地域社会を実現するとしております。  そもそもやりがいとはの御質問につきましては、ある国語辞典ではやりがいを調べますと「そのことをするだけの価値と、それに伴う気持ちの張り」とあります。  確かに人によってやりがいを感じる事柄は異なると思いますが、今回の条例づくりにおいては、福祉従事者の仕事や活動が正当に評価され、福祉従事者自身もそれに応えて常にその力を高めていくことが求められることとして、それを支援するための条例となっております。  以上です。 211: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 212: ◯滝川健司議員 この条例につきましては、午前中の一般質問で市長のほうからもこの福祉円卓会議から生み出された条例ということで、それについては敬意を表したいと思いますし、市内のいろんな事業所から集まられた実際に福祉の現場で働いている皆さんが一生懸命頑張ってつくられた条例、それについては敬意を表したいと思います。  ここに至るまでということですけども、私も最初の頃だけ傍聴して、それ以降行けなかったんですけども、アンケート調査をされたということで、私も福祉関係の知り合い何人かいるものですから、「こんなアンケートが来たよ」なんて、見せてはもらわなかったんですけど、「もうしっかり書いておいたよ」なんて話して。  そのアンケートを資料請求したけど見せてもらえなかったものですけど、会議録の中には幾つかまとめて要点が書いてあります。ちょっとそれを見まして、やっぱりいろいろな職種によっては思いが違うかもしれませんし、置かれている立場によって受け止め方も違うかもしれませんけど、介護職員からネガティブな意見が多かったですとか、今まで言えないことが表に出たとか、内部告発的な内容があり押し迫っている状況が感じられたですとか、職種によっても処遇が違う、介護の賃金が一番問題が大きかったとか、かなりそういった部分での受け止め方、感じ方が違っている。その職種によっても当然置かれた環境で処遇も待遇も違う。  そんな状況の中で、条例という形で1つになったことは分かります。そこで言ったようにやりがいというのはそれぞれの職種や立場で違うし、この福祉事業者としての社会的使命ということで処遇とかそういうようなこと関係なく仕事に就いて、そういった方たちをお世話することで使命感を達成し、やりがいを感じている方もいるでしょうし、それだけではまずできず、やっぱりそれに見合う報酬なり、処遇を求められている環境の方もいると思いますので、そういう方たちが今後それではどうやってこの1本の条例でどこまでやっていけるのかなというのが疑問に思ったんですけど。  それの具体的なやり方はこの福祉従事者支援推進会議の中で具体的にやっていくということなんですけども、このそもそもの会議というのは、位置付けがちょっと分からない。これは市長の附属機関としてちゃんとした組織としてやっていくのか、単なる団体の会議でやっていくのか、それによっては位置付けも変わってくると思うんですけど、条例があって、それに基づく推進会議ということで附属機関にちゃんとした形でやっていかないと、それから出てくるいろいろな案件についても議会側でも予算にしても、いろいろな案件にしてもなかなか受け止めにくいと思うんですけど、その辺についてはいかがでしょうか。 213: ◯鈴木達雄議長 穂積市長。 214: ◯穂積亮次市長 推進会議については、細目はこれから決めるということになっておりますが、条例に定めた会議でございますので、市長の諮問機関、あるいは審議機関等々の形で正式に位置付けることが必要だと思います。  先ほどの小野田議員の質疑とも関連をしますが、イメージとしては、自治基本条例における市民自治会議のような位置付けをイメージしていただければ分かりやすいのではないかと思います。  市民自治会議においては、年度ごとに市長の諮問を受けて、自治基本条例の進捗について検証し、市長から問いかけのあったことについて意見を述べると。こういう形で運営され、自治基本条例が実効性を持って施行されているかどうかを検証しながら、同時に新しい課題に立ち向かっていくという大きな大きな役割を果たしていただいて、これまで若者議会であるとか、公開討論会の問題であるとか、難しい課題をクリアしていただきました。  この条例で第8条の中で、福祉従事者、事業者、市民及び市がそれぞれやるべき責務といいますか、推進施策、責務等を書いております。では、福祉条例ができ、例えば1年たってこの条例がそれぞれそのとおりに実行されているのかどうか、あるいは新しく加えた課題は何か。市はちゃんと責務を果たしているのか。こういうことを検討していただいて、そして、課題に必要な施策を提言いただいたり、そういうような場であるとともに、福祉の現場で働く人、あるいは福祉の事業を運営する方、そして、様々な市民活動、団体、そして市行政が一堂に会しながら福祉に関わる様々な課題を共有し、必要な施策を展開していく。時には、国や県への強い法律要請になる場合もあるでしょうし、あるいは、ある事業所に対してきちっとやってほしいというような勧告、要望をする場合もあるでしょうし、ある場合には、非常に優れた事業を市全体で検証しましょうと、こういうようなことになる場合もあるかと思います。  そういうようなこの条例の魂を実現、具現化していくための推進組織として位置付けていくのが適当ではないかと思っております。  以上です。 215: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 216: ◯滝川健司議員 分かりました。  これまでいろいろな職種といいましたけど、特に介護関係ですと市内幾つか事業所があって、そこで従事している方というのはぐるぐる回るんですよね。ここの事業所が嫌になったら次の事業所、「うちのほうがいいよ、おいでよ」って、ぐるぐる回るという言い方は失礼ですけど、そうやっていく。その方たちは、やっぱり横の連絡網があって情報共有してあるんです。今までこの新城においては、福祉業界のいろいろな団体、いろいろな職種を横につなぐ組織というのは確かになかったと思うんですね。そういったものを、この福祉円卓会議がきっかけで生まれたという話も聞いております。  そういう状況の中で、お互いの置かれている状況ですとか、いろいろな情報を共有したり、話し合うことがこの条例に基づく責務の中で果たされていくといえば、違うふうになっていくのかなと思いますけど。  いずれにしましても、一番の理解者が事業者ですよね、事業者の考え方しか、事業者としては経済活動としてやっぱり利益を出さなくてはいけない、ということは処遇にも影響してくるということなんですけども。  これ、言ってしまっていいのか分かりませんけど、かつて福祉従事者処遇改善手当というのが国のほうから出て、一律2万円だったかな、で、これをちゃんと福祉従事者に配布した事業所もあれば、うやむやにした事業所もあったというのが、福祉事業者、従事者間で共有しているうち、「うち、もらってないよ」とか「うち、くれたよ」とか、本当かうそか分かりませんけど、そんな話が伝わってくるような世界だったんですけど。  そうすると、一番の意味で働きがい、やりがいを目指していくと、やっぱり事業者の理解とそれを支えるというか、国の制度に関係してしまうのでなかなか市だけで支援したり、支えるということはできないけど、そういうのをバックアップする市の支援、市の責務にも書いてありますけども、それがセットになって初めてやりがいであり、働きがいがあるという世界になってくると思うんですけど。  そういう状況の中において、一番のやっぱり大切なのは、事業者の理解と事業者の考え方が反映されると思うんですけど、その辺について事業者の理解という意味では、今回の福祉円卓会議、いろいろな事業所から委員のメンバーの方が出られてますけども、その辺がちゃんと派遣してくれた事業所に伝わっているのか、この条例の意図も含めたやりがいのある、働きがいのある職場にしていくという思いがその事業者の理解がないとつかめないと思うんですが、その辺についてはいかがでしょう。 217: ◯鈴木達雄議長 穂積市長。 218: ◯穂積亮次市長 この点は、先ほど話題になりましたアンケートの発出のときにも、実は若干のハレーションが起こったとこでございます。事業の運営主体、経営側に十分にその情報が事前に伝わってなかったり、あるいはアンケートの趣旨が御覧になられて事業への不満を吸収するようなものかと誤解をされる向きもあったかと思います。  我々としては、これが単なる使用者側と労働側の労働条件をめぐる議論は、それは私ども直接関与することではありませんので、そういう議論に流れることについてはそうではないと。むしろ、事業者、そしてそこに働く従事者の皆さん、そして市並びに市民社会、市民全体が共同して福祉職に光を当てるとともに、地域の共生社会を皆で担っていくという趣旨において、それは両方にとって利益に、プラスになるものだと思っておりますので、この推進会議の場では、そういう意味では普通の産業では労使ということになるんですが、そこの協議体を市がちゃんと仲介をするような役割も一度は担わなくてはいけないものだと思います。  そういう意味では、幅広く理解を得ていく、市民、一般の方はもちろんでありますが、事業経営者にもしっかりと意図を誠実に御説明申し上げ、でき得る限りこの場に参加、コミットをしていただいて、どういうことを整理していくのかと。それを通じて、逆に言えば、問題のある事業体というのも浮かび上がってくるでしょうし、淘汰されていくでしょう。そういう意味で、決して問題のある事業体をどうこうするということではなくて、むしろ全体としての質を高めていく、そういうものとしてこの推進会議を機能させていくことが非常に重要になってくると思っております。  そういう意味で、事業者の皆さんへの理解が不可欠であること。それともう1つは、長くなってすみませんが、福祉の仕事はどうしても公的資金が大量に入ってまいります。この公的資金が入ってくるということは、当然所管の監督官庁があり、そしてそれに応じた財政資金の流れがございまして、それに応じてそれで縦割り的になっている面がたくさんあるわけです。  そのことも市という基礎自治体のところで、様々な課題を受け止め、交通整理をしていくという役割もあるかと思いますし、ある意味では無駄をなくしたり、あるいはよりよい手当を求めたり、そういう発議のきっかけになることも期待をしたいと思っています。 219: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員の質疑が終わりました。  以上で、通告による質疑が終わりました。
     質疑を終了します。  第92号議案は、厚生文教委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第7 第93号議案 新城市肥料等の大量な施用等の防止に関する条例の一部改正を議題とします。  これより質疑に入ります。  本議案の質疑については、通告がありませんので、質疑を終了します。  第93号議案は、経済建設委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第8 第94号議案 新城市特別用途地区建築条例の一部改正を議題とします。  これより質疑に入ります。  通告がありますので、順次発言を許可します。  最初の質疑者、佐宗龍俊議員。 220: ◯佐宗龍俊議員 それでは、ただいま議題となっております第94号議案 新城市特別用途地区建築条例の一部改正であります。  条例改正の必要性について、本議案の提案理由は、特別用途地区内の建築物に関し、必要な制限を定める等のため必要があるからであるとされていますが、その必要性の詳細を伺います。 221: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 222: ◯天野充泰建設部長 それでは、新城市特別用途地区建築条例の一部改正の必要性について、お答えをさせていただきたいと思います。  今回、指定をいたします国道151号線沿いの地区につきましては、第2次新城市都市計画マスタープランにより、沿道サービス型の商業機能を増進し、自動車関連サービスを含めたにぎわいのある商業地域として土地利用を誘導する地域と定めております。  そうした中で、現在、このスマートプランの実現を目指して、用途区域を第2種住居地域から準工業地域へ変更し土地利用の誘導を図るよう手続を進めている最中でございます。その新たに建築することが可能になる建物のうち、にぎわいのある商業地の誘導にそぐわない施設に対し、今回条例により規制をさせていただくものであります。  具体的には、倉庫であるとか、キャバレー、あるいは一定規模以上の工場、それから畜舎。こういったものにつきまして規制させていただくものでございます。  以上でございます。 223: ◯鈴木達雄議長 佐宗龍俊議員。 224: ◯佐宗龍俊議員 よく分かりました。基本的にこういう条例改正のときに上位の環境法令の改正に伴って本市の条例が改正されるというような内容もあると思うんですが、今回はそういうことではなくて、ただ新城市の第2次マスタープランの内容を進めるということでよろしいでしょうか。 225: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 226: ◯天野充泰建設部長 はい、そのとおりでございます。 227: ◯鈴木達雄議長 佐宗龍俊議員の質疑が終わりました。  2番目の質疑者、滝川健司議員。 228: ◯滝川健司議員 同じく第94号議案です。  改正に至った経緯と改正の目的、建築物に関し制限を設けることによるメリットと不利益についてお伺いします。 229: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 230: ◯天野充泰建設部長 それでは、経緯等につきましてでございますが、まず経緯につきましては、第2次新城市都市計画マスタープランを令和2年3月に策定しております。また、このマスタープランに示す土地利用の方針に基づき、目指すべき市街地の形成に向けた土地利用を誘導するため、令和2年12月に都市計画用途地域見直し方針を公表させていただいております。  現在、国道151号線の区域をにぎわいのある商業地に誘導するため用途地域の変更手続を進めているところでございます。  また、併せて誘導にそぐわない建物に対しては、今回条例により規制をかけさせていただくものでございます。  条例改正の目的でございますが、用途区域が変更により現在の規制は緩和されて土地利用の推進は図られるわけですが、新たに建築することが可能になる建築物のうち、にぎわいのある商業地の誘導にそぐわない、先ほど申し上げたように、倉庫であるとか、キャバレーであるとか、一定規模以上の工場、畜舎などに対して条例により制限をかけることを目的としております。  なお、類似する建築制限の条例と整合を図るために、罰則規定につきましても整理をさせていただいております。  次に、今回、建築物に関する制限を設けることによるメリットでございますが、建築の制限を行うことで国道151号の沿道にふさわしい建築用途を誘導することができ、都市計画マスタープランに示す市街地の形成を図ることができると考えております。  また、不利益でございますが、今回の条例改正で制限する用途は、現在、既に制限をされている用途でございますので、条例改正後の建築制限が既存の財産権の侵害をすることなく、既存不適格建築物も発生しませんので、条例改正による不利益はないと考えております。  以上です。 231: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 232: ◯滝川健司議員 不利益がないということで理解しておきます。  それから、151号線沿道サービス地区というのは資料でいただいて分かったんですけど、南部産業振興地区というのは資料がなかったもので分からなかったけど、これは黒田の新城南部企業団地の中全部なのか、横浜ゴムを除く斜線部分なのか、ちょっと判断が、多分斜線部分がその地域だと思ったんですけど、その辺についてはいかがでしょう。 233: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 234: ◯天野充泰建設部長 この南部地区の工業団地はもともとこの条例、市で制定してあった既存の部分でございます。今、言われる黒田の部分でございますが、その条例を今回一部改正して、この151号線沿いの沿道部分を加えるものでございます。  以上です。 235: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 236: ◯滝川健司議員 今回の指定地域は従来の都市計画区域の中の第2種住居専用の中のさらに151号線沿い50メートルの範囲ということで、一部は警察署内ですとか、交差点付近が違った形状になってますけど、そこの中の住環境というか、沿道サービス的な誘導をするための規制ということで、それも理解している。  その中には、自動車販売会社があったり、自動車修理工場があって、その辺の工場というのがどの辺だけの面積あるのか分からないですけど、150平米を超えてないという理解なのか、超えるものはできないということは既に超えているものに対して別に今回は既存不適格ではないという表現でしたので、そこまでの面積がないもので不利益はないという表現だったと思うんですけども。  これまでもずっと用途変更ですとか調整区域の線引きの見直しなんていう議論をした中で、もう少しフレキシブルにできるといいかなと思ったけど、その前段階と理解しておけばいいのかなと思っているんですが、その辺の将来展望を含めた見解を少しお願いします。 237: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 238: ◯天野充泰建設部長 今回につきましては、第2次の都市計画マスタープランを作成し、しっかりと第1次を振り返った中で新たにこれから新城市が目指すべき姿を踏まえた中でマスタープランを作成させていただいております。  そうした中で、それを現実化していく、積極的に形に移すという中で用途区域の見直しを取り組んだということでございます。これから先、この効果等見据えまして、またその結果を踏まえながらできるタイミングでは積極的にそういった見直し等もまた取り組んでいきたいと考えております。 239: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員の質疑が終わりました。  以上で、通告による質疑が終わりました。  質疑を終了します。  第94号議案は、経済建設委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第9 第95号議案 令和3年度新城市一般会計補正予算(第6号)から日程第35 第121号議案 令和2年度新城市下水道事業会計決算認定までの27議案を一括議題とします。  これより質疑に入ります。  本27議案の質疑については、通告がありませんので、質疑を終了します。  第95号議案から第121号議案までの27議案は、予算・決算委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第36 第122号議案 財産の取得(変更)を議題とします。  これより質疑に入ります。  本議案の質疑については、通告がありませんので、質疑を終了します。  第122号議案は、経済建設委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  ここで、再開を3時10分とし、換気のための休憩をいたします。    休 憩  午後3時01分    再 開  午後3時10分 240: ◯鈴木達雄議長 休憩前に引き続き、会議を続けます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第37 第123号議案 和解及び損害賠償の額の決定を議題とします。  これより質疑に入ります。  通告がありますので、順次発言を許可します。  最初の質疑者、澤田恵子議員。 241: ◯澤田恵子議員 それでは、第123号議案 和解及び損害賠償の額の決定。  (1)新城市の観光地の管理体制について。  本市にとって重要な観光地でもある長篠城址での事故であり、二度とあってはならないとの思いから以下伺う。  ア、平成30年3月14日の事故であり、3年以上経過をしての示談の理由は。  イ、賠償額が多額である。けがの状況が心配だがいかがでしょうか。  ウ、事故後の観光地等における市の管理体制への取り組み状況は。  (2)賠償責任について市は十分な保険への加入をしていたかお伺いします。 242: ◯鈴木達雄議長 鈴木教育部長。 243: ◯鈴木隆司教育部長 それでは、順次お答えさせていただきます。  まず、アの3年以上経過しての示談の理由ということでございますが、最初に示談に至る経過を御説明いたします。  まず相手方から、治療を終えるまでの間は治療に専念したい旨のお話がありましたので、損害賠償額の算出に向けた各種書類の提出を受けたのが、約8か月を経過した平成30年11月でございました。その後、提出された書類を市が加入する保険会社が精査するとともに、損害賠償内容について市の顧問弁護士に相談をかけた上で、相手方へ損害賠償額を提示しております。  令和元年5月になりますと、相手方が代理人として弁護士を選任されましたので、その後の交渉はその弁護士と行うこととなり、市が提示した損害賠償額を踏まえた相手方からの損害賠償額の計算書を市が受け取ったのが令和2年6月で、相手方の計算に、結果1年2か月要しております。そして、受け取った計算書にあった疑義について相手方へ問い合わせ、そしてその回答と追加資料の提出が令和3年2月にありました。  その追加資料の提出を受けまして、市の保険会社が損害賠償額の再計算を行い、相手方弁護士へ再度計算書を提示し、その提示した損害賠償額で示談の内諾を得られましたのが令和3年6月という経過をたどっております。  このように、相手方の意向を尊重しまして、事故後はけがの治療にまず専念していただいたこと、その後は双方の書類の確認作業、損害賠償額の積算作業などについて相応の時間を要したこと等によりまして、3年以上の期間を要する結果となったものでございます。  イのけがの状況でございますが、相手方は事故後16日間入院をされ、退院後は平成30年9月3日までの間、通院により治療に当たられていました。また平成30年7月には、職場復帰をされたと御本人から伺っております。  それから、ウの管理体制への取り組みですが、教育委員会では、学校、社会教育・社会体育施設を多く所管し、またそれに係る用地も管理しております。管理となりますと、どうしても施設管理に注意が行きがちになりますが、今回の事故のように敷地内での事故も十分想定できますので、管理する施設と同様に、用地についても、事故が発生する状況はないかの視点を常に持ち、これからも管理をしてまいります。  大きな2番の十分な保険に加入していたかということでございますが、今回の損害賠償に当たっては、全額加入保険で対応できることを確認しております。  以上です。 244: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員。 245: ◯澤田恵子議員 御説明の内容でほぼ理解ができましたけれども、今回双方とも弁護士を入れての話し合いだということで、内容については割とスムーズにいったのかどうか、お伺いします。 246: ◯鈴木達雄議長 鈴木教育部長。 247: ◯鈴木隆司教育部長 スムーズといいますか、時間的にはかかっておりますが、お互い最終的には納得して示談に至っておるという経過でございます。 248: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員。 249: ◯澤田恵子議員 それでは、このイの賠償額が多額であるということなんですけれども、これはほぼけがの治療費とか、お見舞金とか、そういったものの金額と判断してよろしいですか。
    250: ◯鈴木達雄議長 鈴木教育部長。 251: ◯鈴木隆司教育部長 今、澤田議員おっしゃられたように、損害賠償金額の内訳につきましては、治療費と、また仕事を休まれておりますので休業の補償、それから入通院に係る慰謝料が発生しておりますのでその合計になります。  以上です。 252: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員。 253: ◯澤田恵子議員 おけがの内容とか、話し合いについては理解をいたしました。  次、ウの事故後の観光地等における市の管理体制ということですけれども、たくさんあるそういった施設の中で市が管理するというんは本当に大変だと、私も思います。それに、やはり観光地などではどうしてもけがなんかがあると「新城市へ行ってけがをしてしまった」とか言われると、余りいい印象ではないと思いますので、大変だと思うんですけれどもその辺ぜひ十分やっていただきたいと思いますが、これは観光地は観光地、学校は学校、それぞれ分かれていると思うんですけれども、その辺の体制というのはちゃんと担当というのは、課の中、こういった施設はどこの担当ってあると思うんですけれども、その中で担当者というのが見えるのかどうかお伺いします。 254: ◯鈴木達雄議長 鈴木教育部長。 255: ◯鈴木隆司教育部長 観光施設については、観光課、そしてそれぞれ各施設の担当が観光課の中におると思いますし、教育委員会の施設につきましても、学校施設、また社会教育施設、社会体育施設、それぞれ係がおりますので、担当がそれぞれついております。  以上です。 256: ◯鈴木達雄議長 澤田恵子議員の質疑が終わりました。  2番目の質疑者、山田辰也議員。 257: ◯山田辰也議員 では、るる説明がありましたけど、まだ少し足りないところを再質疑でいきたいと思います。  今回の事故なんですが、このような事故は過去にも工作物の経年劣化が理由で何度か起きていると。工作物の管理において事故は想定できたのではないかと思いますが、いかがでしょうか、伺います。 258: ◯鈴木達雄議長 鈴木教育部長。 259: ◯鈴木隆司教育部長 御質疑のことについてお答えいたします。  今回の事故現場となった橋に至る通路につきましては、傾斜地で、一部土が流れるなどの状況がありましたので、通行に当たり少し注意を促す必要があるかと考えていたところでございました。  具体的な橋の欄干については、目視での確認に留まっておりましたので、腐食についての認識をしておりませんでした。今後は目視のみではなく、現物を触れるなどしてその腐食の有無について確認すべきと考えております。  以上です。 260: ◯鈴木達雄議長 山田辰也議員。 261: ◯山田辰也議員 ただいま、目視で確認、認識不足の点があったというんですけど、この場所というのは落ちたところがちょうど下が岩があったということで、けがをされた方も入院するということですので、頭部を打ったのではないかと思うんですよ。これ、普通だとやっぱり気をつけるんですが、観光でせっかく来てて、先ほど澤田議員の質疑でもありましたけど、そういうところというのは後々のことを考えますと、けがをした状況については分析するべきだと私は思うんですが。  これ、工作物が竹か木でできているから腐ってしまって落ちたという、観光に来ている方はそこまでは考えずにいたと思うんですけど、以前から経年劣化ということについては、注意は受けておったり、注意をしていたということはなかったんでしょうか。 262: ◯鈴木達雄議長 鈴木教育部長。 263: ◯鈴木隆司教育部長 先ほど御答弁したように、目視での確認にとどまっておったということで、具体的に腐食の度合い等を触って確認はしておりませんでした。 264: ◯鈴木達雄議長 山田辰也議員。 265: ◯山田辰也議員 今回、金銭的なことで示談ができてよかったんですが、1つ間違うともっと大きな事故になっているかと思うんですよ。それで、8年か10年ぐらい前にも桜淵で同様なこういう外国人の方の事故があったということも、私も覚えているんですが、やはりこのことについては、市は危機管理を持たないと、過去のときも同じ答弁だったと思うんです、再発防止と。今回も同じ答弁になっていると思います。  それで、工作物の経年劣化という点は、例えば、公園の遊具なんかは毎年点検があるんですが、こういういろいろなところの点検というのは今まで目視だけでそういう定期的な点検というのはなかったんでしょうか、伺います。 266: ◯鈴木達雄議長 鈴木教育部長。 267: ◯鈴木隆司教育部長 法定の検査で義務づけてられておるものについては、委託として検査はしておりますが、今回該当となりましたこの橋については当然その法定の検査が義務づけられておる工作物ではございませんでしたので、職員による目視により対応しておったという状況でございます。 268: ◯鈴木達雄議長 山田辰也議員。 269: ◯山田辰也議員 子どもの事故やなんかはよくあるものですから、法定で決められているんですが、今回は法定に定められていなかったというものですが、これは市が作られたと僕は認識していたんですけど、作られたのはこれはどちらが作られたものでしょうか。 270: ◯鈴木達雄議長 鈴木教育部長。 271: ◯鈴木隆司教育部長 市が保存館の関係のボランティアさんの御協力をいただいて、工作物を設置したと聞いております。 272: ◯鈴木達雄議長 山田辰也議員。 273: ◯山田辰也議員 せっかくボランティアの方が作っていたものでこういう事故が起きると、やはり悲しいことですので、法定点検がないものであっても、せっかく楽しみに来た方がこういうことになって痛ましい、今回は職場には戻れたんですが、子どもたちもそういう危険な目に遭う可能性が高いものですから、過去の反省をもってやはり市民とかいろいろな管理者が点検できるような体制を今後構築していただきたいと思いますがいかがでしょうか。 274: ◯鈴木達雄議長 鈴木教育部長。 275: ◯鈴木隆司教育部長 工作物の管理につきましては、先ほど御答弁したように、これからはしっかり対応していきたいと思っております。 276: ◯鈴木達雄議長 山田辰也議員の質疑が終わりました。  以上で、通告による質疑が終わりました。  質疑を終了します。  第123号議案は、厚生文教委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第38 第124号議案 新城市公平委員会委員の選任から日程第45 第131号議案 新城市作手財産区財産区管理委員の選任までの8議案を一括議題とします。  これより質疑に入ります。  本8議案の質疑については、通告がありませんので、質疑を終了します。  お諮りします。  本8議案は、委員会付託を省略したいと思います。  これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 277: ◯鈴木達雄議長 異議なしと認めます。  よって、第124号議案から第131号議案までの8議案は、委員会付託を省略することに決定しました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第46 第132号議案 市道の路線認定を議題とします。  これより質疑に入ります。  通告がありますので、発言を許可します。  質疑者、滝川健司議員。 278: ◯滝川健司議員 それでは、第132号議案 市道の路線認定について質疑いたします。  市道の路線の設定に至った経緯と路線の目的、開発公社所有の認定土地であるが今後の処分計画による路線か、お伺いします。 279: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 280: ◯天野充泰建設部長 それでは、お答えをさせていただきたいと思います。  まず、市道認定の経緯と目的につきましては、当該地区につきましては、昭和45年に愛知県が市街化区域を定めた際に、土地区画整理を行うことを前提に暫定用途区域として市街化区域に指定をされ、容積率が50%、建蔽率が30%という厳しい建築制限がございました。平成17年に土地区画整理事業が断念されたため、平成24年度より狭あい道路整備事業として生活基盤の改善を図ってきたところでございます。  また、令和元年には狭あい道路事業を進める地区計画を定めることにより、愛知県が暫定用途区域を解除し、現在は容積率が200%、建蔽率が60%と周辺の市街化区域と同様の扱いになっているところでございます。  今回、この狭あい道路整備事業を進めるに当たって、新規の路線箇所について道路の認定を行うものでございます。  なお、今回の計画は土地開発公社の処分計画によるものではなく、狭あい道路の整備計画によるものでございますが、狭あい道路の整備状況を考慮した中で今後の処分計画等も検討していきたいと考えております。  以上です。 281: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 282: ◯滝川健司議員 狭あい道路整備ということであれですけども、いただいた資料に寄りますと、公社の所有地が斜線が引いてあるところが所有地で、その西側に土地があって、そこの西側の土地にもその認定道路がありますけども、これはここの所有地は市ではなく、公社でもなく、民地。それで、民地の所有者の同意も得ているのかということを確認したいと思います。 283: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 284: ◯天野充泰建設部長 同意をいただいて進めております。 285: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 286: ◯滝川健司議員 同意をいただいているということは将来、そこの方だけ、1人の方だと思うんですけども、そうすると無償提供していただければすぐ道路ができてしまうと理解してよろしいんですか。 287: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 288: ◯天野充泰建設部長 狭あい道路整備事業につきましては、事業を進めるに当たって用地の提供につきましては要綱の中で基準を設けております。路線価の0.6、これが課税をされている土地、それから課税をされていない非課税になっている土地については、路線価の0.3という基準の中で地域の方に協力していただいておりますので、それに沿った形で協力をお願いしていく予定ではございます。 289: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 290: ◯滝川健司議員 分かりました。  それから、関連して、指定道路が公社の土地の真ん中ではなくて上の3分の1ぐらいのところに入っているんですけど、これはあえてこういう意図があったのか、普通真ん中に入れて両サイドのほうが何か処分しやすいのかなんて思ったんですけど、その辺の意図はどういうふうになっているんでしょうか。 291: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 292: ◯天野充泰建設部長 まだ、具体的なところまでは決定もちろんしていないんですけどもそうした残った土地の利用状況、利用勝手についてはある程度考慮した中で道路を入れております。 293: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 294: ◯滝川健司議員 どういう形が今後処分しやすいのかなというのを当然配慮された形だと思うんですけど、処分の形にもよるし、位置の入れ方が変わったほうがいいのか、その辺は処分の仕方にもよりますけど、そのときにまたあれします。  それと、関連して隣接道路についてのデータいただいて、青い細い線と1点車線で、ほとんどこれ5メートルと書いてあるんですけど、これは予定線ですよね、現況はもっと狭いところもあった気がしたんですけど。一応これ全部狭あい道路の計画で5メートルにするという意味なのか、既にこれ5メートル全部あると解釈していいのか。  幅が入ってないところはもう2メートルですとか、1.2メートルってかなり狭いところもありますけど、こういうとこは整備する予定がないということなのか、その辺についてはいかがですか。 295: ◯鈴木達雄議長 天野建設部長。 296: ◯天野充泰建設部長 すみません。図面につきまして、まずこの青い点線道路に対して入っておるのが計画でございます。計画で5メートルの道路を計画しておりますという。ですので、実際にはもう既に施工が済んでいるところもありますし、まだ未施工のところもある。そういった中で、計画というところでほぼ5メートルだと思いますけども。  それから、現況道路で青の計画線が入っていないところ、ここにつきましては、やはり家屋が密接しすぎておって現実的にはちょっと広げるのが難しいということで、現在計画からは外しておるところでございます。  以上です。 297: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員。 298: ◯滝川健司議員 最後にしますけども、そうすると予定線ということで、5メートルの数字が入っているところはこれだけは広げたいなということで、これでもかなり難しいというか、家があったりとか厳しいとこなんです。私も何回かここ、見にいった覚えもありますし、どうするのかなと思ったんですけど。  この道路が広がらないと、処分も進まないのかな。それから、図面の上からずっと降りてくる縦に入っている右側の道路も、これは比較的広いんですけど、すれ違うにはちょっと厳しいような道路ですので、その辺も整備されるとこの公社所有の土地も処分がスムーズに行くのかなと思うんですけど、いずれにしましても狭あい道路の整備推進という形で進めていただければと思います。  併せて、今回とは関係ないけど、公社の細長い土地も何とかしてよっていうのが希望です。いかがですか。  余分なことでした。答えは勘弁します。 299: ◯鈴木達雄議長 滝川健司議員の質疑が終わりました。  以上で、通告による質疑が終わりました。  質疑を終了します。  第132号議案は、経済建設委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  ただいま、市長から、第133号議案 新城市過疎地域自立促進に係る固定資産税の特例に関する条例の全部改正から第136号議案 新城市過疎地域持続的発展計画の策定までの4議案が提出されました。  お諮りします。  この際、本4議案を日程に追加し、議題としたいと思います。  これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    300: ◯鈴木達雄議長 異議なしと認めます。  よって、第133号議案から第136号議案までの4議案は、日程に追加し、議題とすることに決定しました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  第133号議案 新城市過疎地域自立促進に係る固定資産税の特例に関する条例の全部改正及び第134号議案 令和3年度新城市一般会計補正予算(第7号)の2議案を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  穂積市長。 301: ◯穂積亮次市長 それでは、ただいま議題となりました第133号議案及び第134号議案につきまして、提案理由の説明をいたします。  第133号議案 新城市過疎地域自立促進に係る固定資産税の特例に関する条例の全部改正につきましては、過疎地域における固定資産税の課税免除に関し、規定を整備するものであります。  第134号議案 令和3年度新城市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ9,520万5千円を追加し、総額を236億1,254万円とするものであります。  これは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の長期化に伴う生活困窮者への支援の延長及び7月から8月の豪雨により被災しました農地、林道、市道などについて、早急に復旧する必要があるため歳入歳出予算の増額及び地方債の変更をお願いするものであります。  以上、2件の議案につきまして、提案理由の説明をさせていただきました。  よろしく御審議いただき、御決定を賜りますようにお願いを申し上げます。 302: ◯鈴木達雄議長 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  初めに、第133号議案の質疑を行います。  質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 303: ◯鈴木達雄議長 質疑なしと認めます。  質疑を終了します。  第133号議案は、厚生文教委員会に付託します。  次に、第134号議案の質疑を行います。  質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 304: ◯鈴木達雄議長 質疑なしと認めます。  質疑を終了します。  第134号議案は、予算・決算委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  第135号議案 新城市監査委員の選任を議題とします。  地方自治法第117条の規定により、澤田恵子議員の退場を求めます。    〔澤田恵子議員退場〕 305: ◯鈴木達雄議長 提案理由の説明を求めます。  穂積市長。 306: ◯穂積亮次市長 ただいま議題となりました第135号議案につきまして、提案理由の説明をいたします。  第135号議案 新城市監査委員の選任につきましては、新城市監査委員下江洋行氏の辞職に伴い、新たに澤田恵子氏を選任したいので、地方自治法第196条第1項本文の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  以上、提案理由の説明をさせていただきました。  よろしく御審議いただき、御決定を賜りますようにお願い申し上げます。 307: ◯鈴木達雄議長 提案理由の説明が終わりました。  お諮りします。  本議案は、質疑及び委員会付託を省略したいと思います。  これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 308: ◯鈴木達雄議長 異議なしと認めます。  よって、第135号議案は、質疑及び委員会付託を省略することに決定しました。  澤田恵子議員の入場を認めます。    〔澤田恵子議員入場〕   ~~~~~~~~~~~~~~~~ 309: ◯鈴木達雄議長 第136号議案 新城市過疎地域持続的発展計画の策定を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  穂積市長。 310: ◯穂積亮次市長 ただいま議題となりました第136号議案につきまして、提案理由の説明をいたします。  第136号議案 新城市過疎地域持続的発展計画の策定につきましては、新城市過疎地域持続的発展計画を策定したいので、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  以上、提案理由の説明をさせていただきました。  よろしく御審議いただき、御決定を賜りますようにお願い申し上げます。 311: ◯鈴木達雄議長 提案理由の説明が終わりました。  第136号議案の質疑を行います。  質疑はありませんか。  丸山隆弘議員。 312: ◯丸山隆弘議員 要するに、今回の内容について確認を取っていきたいと思います。  まず、今回過疎地域の法律が変わって策定されたことに対しての要件設定というんですか、どういうところがポイントでこういうふうに代わりましたよ、また対象になりましたよというところの判定基準、ここをもっと教えていただきたいと思います。 313: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 314: ◯西村仁志企画部長 判定基準といいますか、新過疎法についての従前のものとの違いということを御説明させていただきます。  まず、過疎法の特徴として、前文のところに、食糧だとか水だとかエネルギーの安定供給だとか、生物の多様性等々のことが、あとは多様な文化の継承など過疎地域の機能が発揮されることによって等々が記されて、過疎地域の役割が一層重要になってきている、そういうことが明記されています。  また、その地域を持続的な発展をしていくために人材育成が重要な課題の1つであるということも明記されているというのが大きなポイントになってくると理解しております。  この中で、過疎地域持続的発展市町村計画というのがこの第8条に指定されておりまして、この市町村計画を議会の議決、今、お願いをしているわけなんですが、これをすることによって過疎法に基づく財政的支援が受けられますよということが法の第12条、第14条に載っております。  過疎地域のこの計画につきましては、新しいものについての計画期間が令和3年4月1日から令和8年3月31日までを対象期間となっておりまして、対象分野としては大きくいうと13区分あるんですが、その中で新設をされたものだけ申し上げますと、移住定住地域間交流の促進、人材育成という部分が新設をされております。合わせまして、子育て環境の確保、これも新設化されております。再生エネルギーの利用促進というところも新設をされているという状況でございます。  簡単に言いますと、そうしたところが新たに加わって、計画をつくらさせていただいているということでございます。 315: ◯鈴木達雄議長 丸山隆弘議員。 316: ◯丸山隆弘議員 ポイントのところが分かりましたけれども、基本的なところで人口状況、いま現在どういう状態で、だからこそこの過疎法に適用するんだという。また、あと財政力ですかね。こういうところがポイントになってくると思うんですが、その辺についての国の変化というのは今回あったんでしょうか、示された内容について確認します。 317: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 318: ◯西村仁志企画部長 お答えいたします。  見直しの概要の中に、市町村ごとの人口要件、財政力要件というものが判定の要件になっておりますが、過疎の人口要件とすると、基準年が昭和50年ということになっております。それで、これによって旧鳳来町と旧作手村は一部過疎地域として継続はされております。  それで、あとは財政力要件としては、合併後の市町村の財政力指数は全市平均が0.64以下であることも必要ということでなっております。 319: ◯鈴木達雄議長 丸山隆弘議員。 320: ◯丸山隆弘議員 もう少し確認をさせてもらいます。  大体分かりました。その基準となる要件は分かりましたが、要するに合併市町村の中での鳳来地域と作手地域が対象になるということで、一部過疎という見方でよろしいですね。 321: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 322: ◯西村仁志企画部長 そのとおりでございます。 323: ◯鈴木達雄議長 丸山隆弘議員。 324: ◯丸山隆弘議員 これで最後にしておこうと思いますが、今までの自立促進の過疎計画そのものについて、かなり積残しもひょっとしてあるのではないかなと、計画の延長だとか、また第2次総合計画の見直し等によって、多少なりの見直しがあったと思うんですよ。それらのことも踏まえながら、新しい今度の過疎法の計画中身にしっかりと取り込まれておるのかどうか。  ついでにもう1点お聞きしますが、人口のところが今、大きく先ほども部長から説明ありましたが、鳳来地域が合併のときに1万3,382人見えて、今の8月末現在で9,761人ということで、減少率27.1%という先ほどちゃっと計算したんですけどね。それから、作手地区が合併のときに3,066人見えて、いま現在2,271名ということで797名減で25.9%の減少ということで、鳳来地域が一番規模的には人口の減少というのがすごく高くなっているんですね。  ということは、今回この一部過疎に指定を受ける中でも、鳳来地域や作手地域の人口対策というのは非常に深刻でありまして、今までの積残し事業も含めて、道路環境も含めて、全ての網羅した対策を今度の過疎計画の中にしっかりと網羅していただきたいと思うし、計画の事業内容をさっとお昼休みにも見ましたけれども、まだまだこれでは不足しているなと。こんな思いがしているものですから、最大限これは新しい事業の中で生かしていただけるような計画にしていただきたいと思うんです。  そこで、もう一回最初のとこで触れたように、これまでの自立促進の過疎計画と今回の新しいメニューの計画への移行した部分というものは、かなりあったのかな、それともなくて、新しいメニューで新たにまた出発されるのか、そこも確認をしたいと思います。 325: ◯鈴木達雄議長 西村企画部長。 326: ◯西村仁志企画部長 今までに掲げてある事業の中でも、まだまだ続けてやらなければいけないところもございますので、そうしたことも含めまして、今回法律が変わったということは庁内各課、各セクションに当然通達し、この過疎法の持つ意味合いも理解していただきながら、作手地区、鳳来地区のまちづくりに寄与できるような事業について、こちらのほうに届けてほしいということで上がってきた事業を掲載しておるつもりです。  なお、今、丸山議員が言われたように、まだまだあるぞということも、また確かにあるのかもしれません。そうした場合には、計画全体に及ぼす影響が非常に大きい場合には、また同じように議会の承認をいただくことになりますけども、その都度その都度また見させていただいて、軽微な変更でもっとこういうふうにしたらよくなるのではないかというものがあるのであれば、それは見直しながら進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 327: ◯鈴木達雄議長 丸山議員の質疑が終わりました。  ほかに質疑はありませんか。    〔発言する者なし〕 328: ◯鈴木達雄議長 質疑なしと認めます。  質疑を終了します。  第136号議案は、総務消防委員会に付託します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれをもちまして散会します。  次回は17日、午前10時から再開します。    散 会  午後3時50分 発言が指定されていません。 Copyright © SHINSHIRO CITY ASSEMBLY, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...